貸本屋の発祥は、コーヒーハウス

仕事で、竹ノ塚に出かける。
夕方解放されて、「ブ」へ行く。講談社文藝文庫で埴谷雄高『死霊Ⅱ』、坂口安吾『木枯の酒蔵から・風博士』、他にバックナンバーを集めている『東京人』一冊などを入手。
電車のなかで、『イギリス近代出版の諸相』を読む。イギリスの貸本屋の発祥は、コーヒーハウスであったと知り驚く。つまり、喫茶店に新聞、雑誌などを置いていたが、やがて貸し出すようになったとのこと、1730年代の話である。
帰り駅に着いたら、雷と大雨で足止め。小振りになってから、雨のなかを走って帰ったが、全身ずぶ濡れ(本は抱えていたので大丈夫)。家に着いて天気予報を見たら、東京は降ってなく珍しい局地的な大雨であったという。