2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『東山魁夷展ーひとすじの道』に、ルンプが!

昨日の疲れが取れない、だるい体の一日を過す。歳で、すっかり体力が落ちたのかな? さて、昨日の夜、北千住「ブ」で入手した本の話。 横尾忠則『ARTのパワースポット』(筑摩書房)、息子が読みたいという知の再発見シリーズ双書『イエズス会』(創元社…

木下杢太郎記念館へ

今日は仕事を休み、伊東市の木下杢太郎記念館に行くために9時過ぎに家を出る。電車に長い時間乗るので、読む本を探しに大宮の「ブ」へ寄る。 新書版で、佐藤隆房『宮沢賢治』(私家版、昭和17年の再編版)、そして、なんと探していた本、これからドイツ・ミ…

作家平林彪吾を初めて知る

『CABIN』を出している大阪の中尾務氏からハガキ。先日、雑誌のお礼に送った『北方人』を受け取ったというもの。『北方人』に、詩人荒川洋治氏が作家中戸川吉二を評価していることを書いたが、中尾氏が20年ほど前にマイナー作家といわれた平林彪吾の作…

小宮山量平先生の『悠吾よ!』が届く

いま、夜の10時、少し前から雨が降り出し、いま大きな雨音の変わっている。満開に近い桜は、大丈夫だろうか。 今日夕方、仕事を終えてから、新聞連載「故郷逍遥」の原稿を最終チェックして、2回分をメールに添付して送る。早速、新聞社の記者から無事ついた…

本の整理が続きそう!

今日、4月から中学校の教師になる息子の赴任先がようやく決まる。県の採用試験に受かり、採用地区が隣町に、あと1週間というところで、ようやく学校が決まったのだ。もう住むところも決めていたのだが、そこからも近く、息子もホッとした様子。引越しの準備…

『ミュンヘン物語』も再読

一日かけて、小松伸六の追悼文を書く。 文芸評論家というのは、作家と違って年譜の資料も少なく、ちょっと寂しい。 内海伸平という筆名で、「太宰治論」や「横光利一と昭和文学史の問題」などを書いている。また、昭和51年4月に出来た岐阜県海津市にある日本…

『愛と美の墓標』を読む

気温も高く、すっかり春らしくなってきた。 妻は、東京六本木で韓流シネマフェスティバルの映画「吹けよ春風」という映画を見に行くと、朝早くイソイソと出かけていく。大勢の女性と一緒に出かけるといってたが、私にはどんな世界か解かりません?。 さて、…

追悼、文芸評論家小松伸六

夕方、仕事のことで久しぶりに隣町の友人に会いに行く。隣町といっても、二つ目の駅。 その前に「ブ」と、もうひとつの「カメレオンクラブ」という新古書店に寄る。残念ながら、前に見て欲しかった美術カタログは売れていた。 谷川俊太郎編『祝魂歌』(ミッ…

「参土会」第77回例会の案内状

昼から仕事で大宮へ。5時過ぎ解放され「ブ」に寄る。このごろ読みたい、見たい本になかなか出会うことがない。 黒澤明『蝦蟇の油』(同時代ライブラリー)、異様な人形の写真が載った雑誌『ヒッティ』の特集「四谷シモン」の特集を均一で。 作家山下武氏主…

、『CABIN』第8号を読む

仕事のあと、なんとか新聞連載のコラムを1つ完成させて送る。ただ、すぐに次のものを送らなければならない。ちょっと焦り気味。 大阪の中尾務氏から、『CABIN』第8号が届く。「小特集・富士正晴3」がある。先週金曜日の古書会館で、富士正晴が関係し…

号外、「王ジャパン世界一」

今日はWBCのキューバとの決勝戦。11時からなので、それまで新聞のコラムを完成させようと思ったが、仕上がる前に試合がはじまる。 4時間あまりの熱戦。いよいよ勝利の瞬間がおとずれるころ、普段野球を見ない息子も最後は見ると、一緒に観戦。勝利のあ…

絵本『タンタンの冒険』を見る

昨夜、寝床のなかで『気まぐれ古書店紀行』(工作社)を読み続け、ようやく朝日新聞の書評の部分にたどり着く。いつも利用する東武線の梅島駅前にあるという古本屋「サトウ書店」の話だが、そんなところがあっただろうか?前にあった古本屋は閉店したはずと…

WBCと原稿の戦い

朝から、遅れている新聞連載のコラムの原稿に取り掛かる。今回から、4,5回の予定で作家中戸川吉二のことを書く。昼からWBCの準決勝、日本、韓国戦が始まり、テレビを見ながら原稿を書くが、当然集中できない。数回のチャンスに点が取れない。またかと不…

朝霞周辺のセドリツアーに同行

午後、高校同窓で、埼玉の朝霞で店舗を閉め今はネットのみの古書店をやっている「朝霞文庫」の知人を訪ねる予定で出かける。武蔵野線朝霞台の駅前にある「ブ」で待ち合わせ。車で迎えに来てくれる。この辺は全くはじめてだったが、さっそく周辺のセドリツア…

鈴木勝『関寛斎の人間像』に出会う

今日は、神田の「東京愛書会」で本漁り、その後松本八郎氏らと会うために、午前中に仕事を片付け、強い風に吹かれながらイソイソと出かける。 途中、久しぶりに北千住「ブ」に寄り、山本夏彦、倉本聰のことなどが書かれている秋山ちえ子の『冬の薔薇』(三月…

「巨人、大鵬、卵焼き」

夕方から雨になり、夜になって風が加わり窓に吹き付けている。 夜、まだ余韻が残っている昨日の展覧会のことを、ドイツなどにメールを送る。 あと、昨日手に入れた均一本を斜め読み。実は、森美術館に行く途中、竹ノ塚、梅島「ブ」に寄っていたのだ。 大鵬幸…

「東京ベルリン/ベルリン東京展」

午前中に仕事を片付け、東京六本木の森美術館に「東京ベルリン/ベルリン東京展」を見に行く。3時すぎに到着。この美術館に入るのは始めてだが、フリッツ・ルンプがらみで、いろんな意味で楽しみにしていた展示会だ。 http://www.mori.art.museum/html/jp/i…

楽しみな『温泉百話ー東の旅』

日中、仕事で近くに出かけていたが、帰りにあの「ブ」の看板を見るとつい寄ってしまう。 書き続けている新聞コラムの参考になりそうな、日本史リブレットシリーズの『近代日本とアイヌ社会』『アイヌ民族の軌跡』(山川出版社)2冊、文庫で種村季弘・池内紀…

懐かしい友人の声

朝早く起きて(昨日は体調不良で9時には寝てしまった)手紙を4通書く(I先生、K先生、杢太郎記念会へ写真、『一寸』の礼状)。 9時前、函館の知人から十数年振りに電話が来る。仕事の話であったが、久しく会わない埼玉に住む本好きの知人の話になる。な…

木下杢太郎『和泉屋染物』と杢太郎のサイン

体調は、昨日より良好。 ドイツ・ベルリンから届いた、フリッツ・ルンプの遺族が寄贈したベルリン国立図書館所蔵の木下杢太郎『和泉屋染物』のコピーを検証する。そこには、「東京 著者」、日付は大正2年12月30日、「フリッツ・ルンプ君 虎皮下」という…

『一寸』25号を読む

花粉症のため、集中力がいまひとつ。おまけに、あごの関節が痛み出す。今日は静かに過そうと心に決める。 朝、『釧路新聞』のコラムの原稿にちょとした間違いがあり、急いで直してメールで送る。月曜掲載に間に合うか少し心配。そのあと、昨夜、第2回「不忍…

岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』入手

4時から東京・小伝馬町で仕事の打ち合わせがあり、その前に神田に行こうと早めに家を出る。 古書会館の城南古書展に行く。色々欲しい本があったが、畠山けんじ『鹿鳴館を創った男ーお雇い建築家ジョサイア・コンドルの生涯』(河出書房新社)を600円で一冊の…

原田康子『望郷』の映画化が計画されていた

ここ数日、花粉症にやられて、くしゃみは出るし、鼻の調子が悪く、ちょっとつらい。 仕事が終って、「フリッツ・ルンプ物語」の校正をする。あとは、ベルリンから来る木下杢太郎がルンプに送ったサイン入りの『和泉屋染物店』のデーターを貼り付けるのみ。 …

ルンプに送った『和泉屋染物店』発見の報!

昨夜、田口久美子の『書店風雲録』(本の雑誌社)を読み終える。筆者はこの本を書いた当時、池袋リブロから、向いのジュンク堂の店長になっている。その人の30年に及ぶ回想記だが、この本から学んだのは、1975年からの読書の流れ、それも外国文学。そ…

中戸川吉二「イボタの虫」

朝から仕事で、池袋の先にある大山に出かける。2時過ぎに仕事が終わり、帰り道、北千住の紀伊国屋書店に寄る。 この1ヶ月ほど探していた、中戸川吉二の「イボタの蟲」が収録されている「脳を鍛える大人の名作読本」シリーズ,第14巻『イボタの虫・忘れえぬ…

懐古する一日

仕事で竹ノ塚まで出かける。電車の中で『書店風雲録』を読み続ける。 ブッツフェアを最初に始めたリブロの話が中心の書店業界話だが、その手伝いをしたひとりに、無名だったの荒俣宏がいたという。取次ぎの日販、東販の話が頻繁に出てくる。30年前の学生時…

田口久美子『書店風雲録』がおもしろい

この一週間、天気も悪かったが昨日に続き今日もひさびさに晴天で、気温も高くもう春の兆し。 陽気にさそわれ、息子の車に載せてもらって岩槻の「ブ」まで遠出。何冊か持っているシリーズのひとつ『世界のグラフィックデザイン49・岡本滋夫』(トランスアー…

気晴らしの一日

朝起きると、唇がタラコのようにはれている。時々あるのだが、ビタミンの不足か、疲労か!午前中、返事が遅れた5本のメールを出す。昼には、唇のはれが引く。 午後からは、気晴らしに春日部「ブ」へ。重金敦之『食の名文家たち』(文藝春秋)、興味ある作家…

ちょっと疲れ気味

今日は、仕事をそっちのけで、『釧路新聞』連載「故郷逍遥」の原稿2本をフウフウしながら書き上げ、メールで送る。今回は、『北方人』第8号の刊行のこと、このブログを開設したことを書く。これで、2週間は仕事に集中できる。 あと、伊東市の「木下杢太郎…

『創刊号のパノラマ』にはまる

朝から近くに仕事で出かけていたが、4時前に解放されて、春日部図書館に借りていた本を返しに行く。 映画「挽歌」のことを書くために、五所辺平之助『わが青春』、水谷憲司『映画監督新五所辺平之助』を、県立図書館から借り出すための依頼をする。新しく4…