2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岡和田晃編『北の想像力』

岡和田晃編『北の想像力』(寿郎社)。これも友人F氏が贈ってくれたものだが、寿郎社は札幌の出版社で、印刷・製本はF氏の会社が担っている。副題は「〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅」だが、大勢の人たちが、北海道文学、そして北海道のS…

岡和田晃『向井豊昭の闘争』

友人F氏が、岡和田晃『向井豊昭の闘争ー異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』(未来社)を贈ってくれた。作家向井豊昭(1933〜2008)について、私は『北海道文学事典』(勉誠出版)の「室蘭と胆振・日高地方の作家と文学」で僅かに触れたことがある…

かわじもとたか篇著『序文検索 2箇目』

『北方人』同人のかわじもとたか氏より、篇著『序文検索 2箇目』(杉並けやき出版)を贈っていただいた。前回は「古書目録に見た序文家たち」と副題があって、1600人あまりの作家らが書いた12000冊を収録していたが、今回の副題は「序文跋文あれこれ」とあ…

『一寸』第58号、拝受

『一寸』第58号を同人のI氏より送っていただいた。直接お礼をしていないが、この場を借りて感謝申し上げたい。 今回も、読み応えのある内容。その一つ岩切信一郎氏の「装幀・近代文学を包む」がある。。明治大学図書館で開催された「本の装い百年ー近代日本…

BS朝日で「原田康子の愛した美しき自然」

7月8日、BS朝日で「にほん風景物語女流作家スペシャル」が2時間に渡って放映された。そのなかに「原田康子の愛した美しき自然」があった。興味深く拝見した。案内人は、釧路出身の直木賞作家桜木紫乃、かつて同じ『北海文学』の仲間であった。原田康子の『…