2014-01-01から1年間の記事一覧

『大和通信』第99号、『しまふくろう』第43号

『大和通信』第99号をいただく。小沢信男氏の「舟山板(サンパン)なひと」、そして中尾務氏の「松本さん」は、松本八郎氏の追悼文。数回前のブログで触れたが、矢部務氏からを贈っていただいた『追悼 松本八郎』には、矢部氏と中尾務氏が追悼文を書いていた…

嵯峨美津江歌集『遊絲』

詩人のF女史から、嵯峨美津江歌集『遊絲』を贈っていただいた。嵯峨美津江さんは、かつて同じ北海文学の同人であったが、平成13年に出された句集『白き刻』もいただいていた。『遊絲』は、詩人のF女史が装丁され、跋文も書かれている。花柄の透かしが入った…

『北方人』第20号、出ました

もう1ヶ月以上も、ブログを休んでいた。実は、義母が倒れて入院、たわただしく過ごしていたが、奇跡的に回復、他の病院付の老人介護施設に移った。正月には家族で過ごせればよいのだがー そんななかで、『北方人』第20号を出した。今回は、特別編集として、…

11月16日は、鬼子母神みちくさ市に参加

11月16日(日)の鬼子母神みちくさ市に参加します。詳しくはhttp://kmstreet.exblog.jp/へ。坪内祐三氏のトークもあります。 持って行く本の一部です。坪内祐三氏の本もあります。

最近読んで面白かった本

最近読んで面白かった本が3冊あった。 まず、六草いちか『それからのエリスーいま明らかになる鷗外「舞姫」の面影』(講談社、2013年9月)。鷗外を訪ねて日本に来たエリスの実像を追ったノンフィクションだが、あくまでも真実を追い続ける努力をおしまない。…

「不忍ブックストリートの10年展」

昨日7日から、東京谷中の「HAGISO」で「不忍ブックストリートの10年展」がはじまりました。下町で「一箱古本市」がはじまって10年、私も、春、秋あわせて10回ほど参加しました。本と人が出合える楽しいイベント10年目の回顧展です。19日まで開催。 …

ここ数ヶ月、ある論考を書いているのだが(なかなか進まない)、数日前に資料としてネットで買った本2冊が届いた。右『小判鮫』は、昭和24年淡路書房から出たもの。作者は脚本家であった八住利雄。これは三上於菟吉『雪之丞変化』のパクリといわれるもの。読…

拝受多謝

昨日、次の2冊が送られてきた。拝受多謝。 『光太郎資料』42号/高村光太郎連翹忌運営委員会 春日井ひとし『昭和八年の高見順(中)』/私家版

「小高律夫さん・藤田民子さん 受賞を祝う会」

先月の9月25日、小高律夫さんの「釧路文学賞」、藤田民子さんの「釧路郷土芸術賞」受賞を祝った 「小高律夫さん・藤田民子さん 受賞を祝う会」が、故郷釧路で開催された。私は行くことが出来なかったが、「お祝いの言葉」としてメッセージを送っておいた。当…

拝受多謝

今朝のあさイチ、「みちくさ市」を見ていたが、数分出てきただけだった。古本をバックに武藤良子女史がちらっと出たが、次回の開催を案内していたので、始って以来の最高の人出になるか!! ここ数週間、色々な冊子をいただいた。拝受多謝!! 矢部登『田端…

明日の「あさイチ」に、「みちくさ市」登場

明日のNHK「あさイチ」に、9月21日に雑司が谷・鬼子母神で開催された「みちくさ市」が登場します。私のところへは取材がありませんでしたが、どんな様子かご覧ください。有働アナがどんなコメントをするか、私も楽しみにしているところです。なお次回の「…

「みちくさ市」無事終了

21日の「みちくさ市」は無事終了しました。天気が良く、多くの人たちが来てくれました。スタッフの皆さん、お買い上げくださった皆さん、本当にありがとうございます。なぜか、NHKのあさイチの収録がありましたが、私のところへは来ませんでした。放送は1…

今日は「みちくさ市」

予想がはずれて(?)よい天気!今日は、鬼子母神の「みちくさ市」です。「古書北方人」として出店します。おまちしています。

21日は「みちくさ市」

21日(日)は鬼子母神の「みちくさ市」です。「古書北方人」として出店します。場所はいつもの、旧花結び前駐車場です。11時から4時まで。雨天の場合は23日(祝)に延期、当日の朝http://kmstreet.exblog.jp/で発表。今のところ曇りのち雨の予報ですが、少し…

『一寸』第59号、拝受

『北の話』を調べる

北海道旅行の最後は札幌で2泊。大きな目的は道立図書館に行って雑誌『北の話』を調べることだったが、札幌中央図書館にもバックナンバーがあることを知ってそちらに出かける。『北の話』は1963年に発刊され、1997年に202号を出して終刊した。北海道に限らず…

『北の表現者たち2014−北海道文学大事典補遺』

釧路の知人の仕事場に行ったとき、『北の表現者たち2014−北海道文学大事典補遺』(公益財団法人 北海道文学館)が刊行されていることを知った。昭和60年に『北海道文学大事典』が出て、「人名編」に2283人の人たちが収められたが、それから30年、それを補う…

「ホテルローヤル」跡地

北海道報告その2 釧路の同級生が父の代から受け継ぐ、郊外の遠矢にある「オンコ園」に行く。オンコは赤い実のなる木だが、その手入れは大変とのこと。 そして驚いたことに、直木賞を受賞した桜木紫乃の小説『ホテルローヤル』の舞台となった同名のホテルは…

北海道の旅

2日から8日まで、北海道に出かけていました。いろいろ報告があるのですが、今日は風景写真を中心に。 まずは、釧路川カヌー下り。釧路でカヌーガイドをする友人の案内で、約30年ぶりに釧路川を下る。あいにくの雨だったが、30年前に下ったときは、まだ国立公…

『サンデー毎日』2014年3月9日号

ちょっと前の『サンデー毎日』2014年3月9日号に、拙著『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』(釧路新書)からの引用文があるのを、最近知った。太田和彦の「ニッポンぶらり旅」の第175回、「釧路⑥挽歌、追憶の靄」である。作家原田康子の文壇デビュー作…

9月21日(日)のみちくさ市に出ます

ちょっと先ですが、9月21日(日)のみちくさ市http://kmstreet.exblog.jp/に出ます。場所はいつもの、旧花結び前駐車場です。

読みたい本

戦後の講談社と東都書房 (出版人に聞く)作者: 原田裕出版社/メーカー: 論創社発売日: 2014/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るあるブログで知ったが、『戦後の講談社と東都書房』(原田裕・論創社)が出ている。東都書房は講談社の子会社…

9月2日から北海道

9月2日から、完全なプライベートで北海道へ行ってきます。釧路でのクラス会、釧路川のカヌー下り、美瑛の美しい風景を見てくる予定。

拝受多謝

ここ数週間、いろいろな雑誌等を拝受している。ここで感謝を申し上げたい。 『Biblia(ビブリア)』№63。 『かばりあ』Vol181。 『大和通信』第98号。

岡和田晃編『北の想像力』

岡和田晃編『北の想像力』(寿郎社)。これも友人F氏が贈ってくれたものだが、寿郎社は札幌の出版社で、印刷・製本はF氏の会社が担っている。副題は「〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅」だが、大勢の人たちが、北海道文学、そして北海道のS…

岡和田晃『向井豊昭の闘争』

友人F氏が、岡和田晃『向井豊昭の闘争ー異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』(未来社)を贈ってくれた。作家向井豊昭(1933〜2008)について、私は『北海道文学事典』(勉誠出版)の「室蘭と胆振・日高地方の作家と文学」で僅かに触れたことがある…

かわじもとたか篇著『序文検索 2箇目』

『北方人』同人のかわじもとたか氏より、篇著『序文検索 2箇目』(杉並けやき出版)を贈っていただいた。前回は「古書目録に見た序文家たち」と副題があって、1600人あまりの作家らが書いた12000冊を収録していたが、今回の副題は「序文跋文あれこれ」とあ…

『一寸』第58号、拝受

『一寸』第58号を同人のI氏より送っていただいた。直接お礼をしていないが、この場を借りて感謝申し上げたい。 今回も、読み応えのある内容。その一つ岩切信一郎氏の「装幀・近代文学を包む」がある。。明治大学図書館で開催された「本の装い百年ー近代日本…

BS朝日で「原田康子の愛した美しき自然」

7月8日、BS朝日で「にほん風景物語女流作家スペシャル」が2時間に渡って放映された。そのなかに「原田康子の愛した美しき自然」があった。興味深く拝見した。案内人は、釧路出身の直木賞作家桜木紫乃、かつて同じ『北海文学』の仲間であった。原田康子の『…

九州の旅

5月27日から30日まで、仲間と熊本近辺に旅に出ました。阿蘇の山登りを目的とした仲間たちでしたが、体力がない私は一人で文学館などを巡りました。 まずは、雄大な阿蘇の風景です。 熊本県立近代文学館は、地元のゆかりのある作家たちが紹介されていました。…