2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「一箱古本市」と「ポエトリーカフェ」のこと

28日、朝から谷中の「一箱古本市」に行く。天気が良く、最高の古本日和(幾度か参加したが、雨にたたられた記憶が多い)、で暑かった。今回はお客として、スタンプラリーに判を押してもらいながら、明日会うピッポさんなど各所で知人たちに挨拶をしながら、…

ETV特集「失われた言葉をさがしてー辺見庸とある死刑因の対話」を観

庭に、ようやくチューリップの花が咲く。ようやく本格的な春を感じる。 前の日の深夜にビデオにとった、NHKのETV特集「失われた言葉をさがしてー辺見庸とある死刑因の対話」を観る。作家辺見庸が、ある死刑因の句集を編むまでを、静かに語り続ける。途中から…

『日本古書通信』八木福次郎追悼号

和田芳恵『順番が来るまで』を読む

先日、ブで古い本だが単行本で出た和田芳恵『順番が来るまで』を手に入れた。この本はじめて読む。和田芳恵は北海道出身の作家。昭和52年に亡くなって、その後に出た最後の随筆集。生い立ちが詳しく書かれている。また、文壇話もおもしろい。原田康子さんの…

小宮山量平先生逝く

創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平先生が13日朝に亡くなった。95歳だった。うかつだったが、札幌のY先生からの電話ではじめて知った。 私の文学的な出発は、小宮山先生との出会いからはじまっている。20年ほど前、ある人の評伝を書くため…

『図書新聞』に『北方人』が取上げられました

4月21日発行『図書新聞』3059号が送られてきた。志村有弘先生の「同人誌時評」に『北方人』第16号が取上げられた。“池内規行編「青山光二年譜」が異色の作家青山光二の出生から没後二年までを編んだ貴重な労作”と紹介されている。志村先生ありがとうございま…

最近いただいたもの

『光太郎資料37』 小山弘明氏が贈ってくれたもの。全集に未収録の高村光太郎資料の解説が載っている。研究者たちの熱意が伝わる。 『大和通信』第91号 中尾務氏が贈ってくれたもの。B4裏表の1枚ものだが、6人のエッセーなどが載っている。中尾氏は「どうする…

{PIPPO TV」に木版彫刻師 伊上凡骨』のことが!

「雑司が谷“お花見デカダン詩夜”」の、第二部 「“パンの會”とデカダン歌人・吉井勇」で、瀬戸雄史(古書往来座)さんが、拙書『木版彫刻師 伊上凡骨』が、おもしろいと触れて下さった。ありがとうございます。瀬戸さん、かつてこの本を読んでいて、あまりに…

「ポエトリーカフェ:春のスペシャル企画 パンの會 篇

木村荘八「パンの会」。左の洋人がフリッツ・ルンプ、良く見えないが、右の床に酔い倒れているは伊上凡骨だと、木村荘八が野田宇太郎に話している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ポエトリーカフェ:春のスペシャル企画 パンの會 篇」に、ゲスト…

2人目の孫が生まれた

3月29日の夜、2人目の孫が生まれた。男の子。30日に病院に行ったが、1人目の孫と生まれたときの顔かそっくり。どんな孫になるやら。昨4月2日も見に行く。3歳になったばかりの最初の孫が、なぜか嫉妬のまなざし。その面倒も見なければならないので、ジジイは…