2007-01-01から1年間の記事一覧

今年も無事終わり

今年は、ばたばたしていつもと違う年末を過ごす。 26日、2社合同の会社の忘年会を新宿高田屋で、二次会は新宿三丁目のおかまスナック、深夜帰宅。28日、会社の大掃除、仕事納め。29、30日は家の大掃除、障子貼り、遅くなった年賀状を作り、ようやく…

ささやかなイブを迎える予定

今日はクリスマスイブか…、年をとると実感なし。高校生の娘だけがなぜかはしゃいでいる。 昨日は、高校同級生Sの告別式に行く。仲人をやっていただいた恩師、披露宴の司会をしたYと小生、3人で東武東上線ときわ台駅のホームでAM10時50分待ち合わせ。老い…

昨日は古本市「ウイークエンドワセダ」へ

忙しい仕事が連休前に一段落。昨日は仕事帰りに地下鉄早稲田で下車して古本市「ウイークエンドワセダ」へ行く。目指すは立石書店の「古本けものみち」、前回、ここでかなりの自分好みの本に出会っているからだ。あるある!随分前にアクセスで見かけていた『…

悲しみのなかで

17日月曜日、通勤携帯本庄野潤三『文壇交遊録』(新潮文庫)を読了。「第三の新人」たちの周辺を興味深く熟読、久々に読み応えのある本であった。兄の童話作家庄野英二の本も読んで見たい。仕事帰りに北千住「ブ」に寄る。武田百合子『富士日記(上)』(中…

忘年会続き

あっという間の、師走の一週間。電車携帯本は庄野潤三『文学交遊録』(新潮文庫)、「第三の新人」として活躍した作家、まだ半分しか読んでいないが、師事した伊藤静雄らが出てくる。正直この人の小説はほとんど読んでいない。それにしても、回想文とはいえ…

坂口三千代『クラクラ日記』読了

電車携帯本、坂口三千代『クラクラ日記』(ちくま文庫)を読み終える。坂口安吾がアドレナリン中毒になった戦後のこと、福田蘭堂といっていたという競輪事件の裏を知る。松本清張の「周辺の随想」に牧野信一のことも出てくる。「中戸川」は、伊東時代に原稿…

気晴らしになった一日もあった

仕事が多忙で、電車携帯本も満足に読むこともできない、精神的に落ち着かない一週間を過ごす。それでも5日の水曜日、仕事帰りに地下鉄千駄木駅を下車してブックカフェブーサンゴへ行く。一箱古本市の懇談会があったからだ。お世話になった助っ人さんや店主さ…

リサイクル本で佐藤泰志を

もう12月になった。今年もあと少し、仕事が多忙になりそうで落ち着かない。 1週間前の岡崎武志さんのブログに、毎日新聞の「あった!あった。」に原田康子『挽歌』のことを書くとあったので、図書館で見ようと自転車で出かける。 春日部図書館の前にテント…

日本ペンクラブの忘年会を思い出す

26日月曜日、仕事から帰ったら『北方人』に作品を寄せて下さる通(とおり)氏から電話。日本ペンクラブの忘年会に行ってきたという。かなり前に一度行ったことがある。お酒とビンゴと語らいの楽しい一日だったが、当時代表になった井上ひさしさんなど有名作…

久しぶりに伊上凡骨に出会う

朝、「サンパン」のための近況報告を作成し、夕方メールで送る。 午後にやっぱり本屋にいきたくなって、せんげん台の「ブ」へ行く。ここでは単行本500円均一をやっていた。めぼしいものはなかったが、『鉄幹・晶子ー夢の憧憬』(学燈社)という薄い本を500円…

『藤沢周平事典』『司馬遼太郎事典』が届く

昨日、仕事から帰ったら勉誠出版から『藤沢周平事典』『司馬遼太郎事典』が届いていた。どちらも、数項目を書いているものだが、思ったより立派な造本、値段も意外と安い(定価3900円+税)。執筆者の名前をみたら「サンパン」同人の矢部登さんや幾人かの面…

新しいデジカメを買う

この一週間の通勤携帯本は、吉田健一『酒肴酒』(光文社文庫)。「ブ」で入手したものだが、表紙画がどこかで見た感じだと思ったら林哲夫さんであった。吉田健一の食と酒の話だが、読み応えがあって、いまだ読み終えていない。 金曜日、松本八郎氏から『サン…

久しぶりに文庫を熟読

週中に急な仕事が入り、バタバタしながら無事完了。秋の長雨のなか週末を迎える。 この一週間の通勤携帯本は森茉莉の『ベスト・オブ・ドッキリチャンネル』(ちくま文庫)。週刊新潮に連載していた古いものだが、芸能人、文人、画家などの登場人物が懐かしく…

天気が良いので外市へ

少しはよくなったが、風邪がなかなか治らない。天気が良いので、東京の池袋の古本屋従来座で開催されている外市へいく。編集者塩山芳明氏と内澤旬子さんの対談トークショーもあるのだが、もう定員40名のところ50名も集まって、満席とのことであきらめる。古…

風邪気味でも飲みに行く

この一週間、風邪気味で体調がよくない。それでも仕事に出かけていた。30日は仕事で東京に長期滞在している故郷の友人から電話があり、懐かしい新宿の「思い出横丁」で飲む。学生時代よく出かけたところ、昔話、故郷の友人たちの消息、仕事の話などに花が咲…

台風通過のなか本の整理

台風通過ということで一日雨。仕事の疲れもたまっているので、家に引きこもり久しぶりに蔵書の整理をする。 本棚の大正期の「新潮」「文章倶楽部」などを見て、忘れら去られていた作家内藤千代子のことが出ていないかと思ったが、何も発見できなかった。「女…

作家内藤千代子のことをはじめて知る

昨日、「秋も一箱古本市」でお会いした嵯峨景子女史から、論考「内藤千代子の生涯と千代子研究の系譜」が届く。A4のワープロ、11ページの読み応えのある一文だった。忘れら去られていた作家内藤千代子のことをはじめて知る。明治大正期に『女学世界』で活躍…

池内紀『生き方名人ー楽しい読書術』を読む

今日の通勤携帯本は、池内紀『生きかた名人ー楽しい読書術』(集英社)。半分近く読み終える。昨日読み終わった『文士のいる風景』に登場していた吉田健一、坂口安吾、洲之内徹など同じ作家がたくさん出てくる。少しは暗かった気持ちが、この本で救われる。 …

暗い本を読んでしまった

金曜日、「サンパン」の校正を送って、久しぶりに落ち着いた週末を過ごす。 近所の「ブ」などの新古書店めぐりをする。読みたい本になかなか出会えない。それでも、池内紀『生きかた名人ー楽しい読書術』、鹿島茂『成功する読書日記』、久世光彦『美の死ーぼ…

一箱古本市、余韻

土曜日、一箱古本市から帰ったら、『日本古書通信』10月15日号が届いていた。わが『北方人』11号が紹介されている。拙者の一文と、津田京一郎氏の「『湾』と詩人黒部節子」だけだったが、紹介されただけでもうれしい。そういえば、北海道のO氏からの手紙に…

「秋も一箱古本市」無事終了

朝8時30分、妻と娘の3人で、やや曇り空のなか車で東京の根津へ向う。少し遅れて10時すぎ宗善寺に到着。他の「秋も一箱古本市」店主は準備がほぼ終っていた。11時、あいている場所に、わが「古書北方人」の店開き。隣は、いつも若々しいきもの姿の「こちどり…

明日は「秋も一箱古本市」

いよいよ明日は「秋も一箱古本市」。準備OK! 場所は、地下鉄千代田線根津駅、西日暮里方面の出口。道路を渡った大きな建物のふれあい館左横の三浦坂を上って、徒歩7分のところにある宗善寺、きれいな建物だそうです。AM11:00-5:00まで。前回、看板娘が来る…

疲れた週末

土曜、日曜とも仕事。今日はようやく休みが取れた。 先週の電車携帯本として、北山幸太郎氏の近著『ロバ仙人1』を読む。高校の教師が一年間生徒に配った、たくさんの本の読後感を「ロバ仙人」通信をまとめたもの。冒頭から『鷗外・茂吉・杢太郎』(NHK人…

日本古書通信』9月15日号を読む

多忙で、早朝に出勤、深夜に帰宅の日が続いている。今日は早めに帰宅ができた(それでも夜9時過ぎだが)。 昨日、北山幸太郎氏から近著『ロバ仙人1』、樽見博氏から『日本古書通信』9月15日号が届く。『ロバ仙人1』は後でゆっくり読むとして、通勤携帯本と…

いたって健康

朝から雨、市でやっている健康診断に予約していたので出かける。定期診断では体重が少し減って、血圧が少し高い。いたって健康なので、医者は気にすることはないという。血液検査、肺がん、大腸がんの結果は1ヶ月半先という。 待ち時間に、昨日手に入れた赤…

『図書新聞』に『北方人』のことが出てます

仕事帰りに早稲田の青空古本市に行きたかったのだが、7時までなので間に合わず。乗り換えの北千住で電車を途中下車して仕事の資料を捜しに「ブ」へ。岩波書店『白秋全集』の端本36巻があったので買う。他に北海道から出た高橋秀明詩集『言葉の河』(確か小野…

三連休があっというまに

三連休があっというまに過ぎてしまい、仕事モードになっている。 23日の日曜日は、栃木まで墓参りに車で行く。いろいろ仕事を済ませてから、久しぶりに地元の「ブ」へ。昨年の開店時には面白い本がたくさんあったが、どこの「ブ」とも同じ感じで、面白くない…

有意義な一日

朝早く起きて、昨夜印刷した『北方人』30部あまりの製本をする。寄贈の分はまだ必要なので追加もしなければならない。依頼があった、『サンパン』の画像原稿をそろえる。 10時半に家を出て、コンビニで『北方人』などを発送、千駄木に向う。北千住で途中下車…

プックダイバーへ行く

仕事帰り、神保町下車。本当は古書会館に行きたいのだが、6時で終了なのでとても間にあわない。プックダイバーへ行く。ブログで「ふるほん秘境めぐり」をやっていると知ったからだ。「四谷書房」の箱から内田繁『椅子の時代』、内田氏はデザイン学校の大先輩…

読みたい本がたくさんある

昨日の朝日新聞朝刊の文化欄に〝文庫本も「ジャケ買い」〟という記事が出ていた。岡崎武志さんもコメントを寄せている。つまり装丁買いか!いずれにせよ何十年後にも価値のあるカバーを残して欲しい。もう一つビック二ユースが東埼玉版のページに出ていた。…