『釧路春秋』2025年11月・秋季号に「岩手県立図書館蔵『凍野(ツンドラ)』を巡って」を寄稿しました。北海道釧路で大正2年の創刊された『凍野』は、北海道で刊行された初期の同人誌。それが、なぜ岩手県立図書館に収録されているのかを考察しました。その重…
『北方人』第48号を発行しました。 ――目次―― 随筆/時代の交差点、金剛蔵王権現と不動明王――京都周辺の役小角と修験道―― 大木 文雄(2) 創作/摩天楼を仰ぐ ――――――――――――――――――――荒川 佳洋(7) 評伝/夭折の作家・野中賢三(8)―――――――――――――――盛 厚三(13…
『釧路春秋』2050年5月・春季号に「鳥居省三と浅利豊次郎」を寄稿しました。 そこから、波乱の生涯を送った、浅利豊次郎の年譜を紹介します。 浅利豊次郎(菩是子、菩提子、並木凡平)年譜 1889(明治二十)年 (満年齢で表記) 五月、秋田県山本郡藤里…
『北方人』第47号を発行しました。今回、作家三上於菟吉に関する寄稿が2点あり、小特集になりました。 ――目次―― 時評/バーンアウトに陥った女流作家シャルロッテ・リンクス ―大木 文雄(1) 創作/陋巷で ―――――――――――――――――――――――荒川 佳洋(10) 評伝/夭…
『野中賢三作品集』を「北方人」別冊Ⅴとして刊行しました。 今日、読むことの出来ない夭折の作家野中賢三(1889~1916)が残した、100点余りの作品から10作品を選び、復刻したものです。年譜、書誌も収録。目次は次の通り。 野火(小品)……………………………………………………
――目次―― 時評/スラリー小説を読む ―――――――――――――――― 大木 文雄(2) 評伝/夭折の作家・野中賢三(6)―――――――――――――― 盛 厚三(8) 評論/おじさん船長、今井泉、船と人間を書きつづける。―――― 川口 則弘(23) 評論/三上於菟吉原作、映画「落花剣光録」…
『北方人』第45号を発行しました。 ――目次―― 時評/祝祭の本質 ―――――――――――――――――――― 大木 文雄(2) 創作/斧 ―――――――――――――――――――――――― 荒川 佳洋(12) 評伝/夭折の作家・野中賢三(5)――――――――――――――― 盛 厚三(21) 評論/悲しき女性大衆作家、大庭さ…
6月15日、第2回釧路一箱古本市が開催されます。北方人は、「盛厚三書店」として参加します。1年ぶりの北の街釧路へは、「野中賢三」の調査をかねて行きますが、今気温20度以下の涼しい季節という。
『北方人』第44号を発行しました。 ――目次―― 時評/日本茶と小堀遠州と遠州七窯、とりわけ高取焼との比較から-大木 文雄(2) 創作/闇市酒場―――――――――――――――――――――― 荒川 佳洋(8) 復刻小品/少年時代の追想――――――――――――――――― 野中 賢三(15) 評伝/夭折…
『北方人』別冊/「野中賢三特集Ⅲ」を発行しました。今回は、大正2年に北海道釧路で生れた、北海道で初めてといわれる文芸同人誌に表紙画を寄せた画家武田壽・比佐の特集を組みました。明治20年に東京で生れ、同時代に竹久夢二らとともに活躍し、多くの表紙…
『北方人』第43号は発行しました。 ――目次―― 時評/宇佐山の不思議な歴史―――――――――――――――― 大木 文雄(2) 創作/戦争は生きている(二)――――――――――――――――― 通 雅彦(7) 創作/ツルハシ―――――――――――――――――――――― 荒川 佳洋(11) 評伝/夭折の作家・野中賢三…
『北方人』第42号を発行しました。 ――目次―― 時評/ヨーロッパ連合映画祭―文化庁移転先の京都でも――――― 大木 文雄(2) 創作/戦争は生きている(一)――――――――――――――――― 通 雅彦(8) 創作/運河町(うんがまち)――――――――――――――――― 荒川 佳洋(11) 復刻小品…
6月17日(土)は釧路で初めての一箱古本市。「一箱古本市」の生みの親、南陀楼綾繁氏がやってきます。場所は、古書かわしまの2階の「くしろ港町ギャリー」、時間は11:00~17:00。個性豊かなお店11店舗が集まります。わが「北方人」も参加します。 6月18日…
『北方人』第41号を刊行しました。 ――目次―― 時評/ローマ教皇ベネディクト十六世―――――――――――― 大木 文雄(2) 掌編小説集/みのむし 他九篇――――――――――――――― 荒川 佳洋(9) 復刻小品/野火―――――――――――――――――――――― 野中 賢三(17) 評伝/夭折の作家・野中賢…
『北方人』第40号を発行しました。 平成15年に創刊の『北方人』は、19年後にようやく記念すべき第40号を迎えました。その間、多くの寄稿者、そして購読者に感謝申し上げます。これからも、なんとか続けていきたい。 ――目次―― 時評/国外逃亡者は裏切り者か?…
現在釧路文学館で「鳥居省三と北海文学」展が開催されているが、帰釧して釧路出身の文芸評論家小松伸六の一文が、『北海文学』42号(昭和40[1965]年9月号)の「鳥居省三・特集号」に載っていたことをはじめて知った。『文芸評論家・小松伸六の仕事』(北方文…
9月27日の釧路文学館での講演「『釧路文学運動史』から『釧路湿原の文学史へ』」無事終了しました。ご来場下さった皆様に感謝申し上げます。なお企画展『鳥居省三と北海文学』は、11月20日まで開催されています。 『北海文学』同人のコーナーに、私の原稿「…
釧路文学館企画展『鳥居省三と北海文学』のご案内 釧路の文学活動を牽引した「鳥居省三と北海文学」展が、8月27日から11月20日まで開催されています。鳥居省三(1925~2006)は戦後の昭和27年に『北海文学』を創刊、その後平成18年まで続いた同人誌で、その…
ようやく『釧路湿原の文学史』(藤田印刷エクセレントブックス)を刊行しました。 2013年12月の『北方人』第18号から連載したものに加筆しました。10年かかりましたが、直木賞候補になった、河﨑秋子『絞め殺しの樹』などの最新情報まで書き込むことが出来ま…
『北方人』第39号、発行しました。今号は、最高の64ページになりました。 ――目次―― 創作/昭和十年生れは損をする(9)―――――――――――――― 通 雅彦(2) 翻訳/ユーリ・ツェー著『馬のための諸注意』 ――――翻訳者・大木 文雄(17) 評論/集団就職文学論ノート(6…
昨年7月に、『没後十五年 文芸評論家・小松伸六の仕事』(北方文学研究会・編)を出して、1年近くなる。その間、いくつかの新資料を発見した。今回、補遺その1として、2点紹介する。 ①大野晋・宮本常一・他編『東日本と西日本』(日本ディタースクール出版…
『北方人』第38号を刊行しました。 目次 時評/藤井聡太王将戦を制す 将棋・囲碁の宝――――――― 大木 文雄(2) 創作/昭和十年生れは損をする(8)――――――――――――――― 通 雅彦(6) 評論/集団就職文学論ノート(5)―――――――――――――― 荒川 佳洋(14) 評論/夏目千…
先日、作家の宮内悠介氏から『かくして彼女は宴で語るー明治耽美派推理帖』(幻冬舎)が届きました。全く心当たりがなかったのですが、送り主が奥さん。かつて彼女が主宰する詩の集まりで、明治末期に起こった若き芸術家の集まりである「パンの会」に参加し…
『北方人』第37号を、半年ぶりに刊行しました。今号は、多くの力作があり、はじめて60ページの雑誌になりました。 ――目次―― 時評/最新ドイツベストセラー小説――――――――――――― 大木 文雄(2) 創作/昭和十年生れは損をする(7)――――――――――――――― 通 雅彦(9) …
井上靖『樓門 他七編』(角川文庫)の「解説」について 今年の2月25日に、「小松伸六ノート⑰ 井上靖と小松伸六」を書いたが、これもその補遺。(https://kozokotani.hatenadiary.org/entry/2021/02/25/130551) 小松伸六が、昭和31年に角川文庫から出た井上…
源氏鶏太と小松伸六(補遺) 今年の2月14日に、「小松伸六ノート⑮ 源氏鶏太と小松伸六」(https://kozokotani.hatenadiary.org/entry/2021/02/14/164325)を書いたが、その後ご遺族からお借りした大量の切り抜きのなかに、未見であった、『源氏鶏太自選作品…
釧路文学館での、企画展「没後15年 文芸評論家・小松伸六の仕事」、コロナに負けず開催中です。7月31日からはじまり、10月24にまで。期間中、様々な関連イベントがあります。 9月12日(日)は、郷土史家によるトークイベント「北大通の記憶を伝える」と題し…
企画展/「没後15年 文芸評論家・小松伸六の仕事」が釧路文学館ではじまります。 釧路出身の文芸評論家・小松伸六について、同人雑誌との関わりや作家たちとの交流を中心に紹介されます。時節がら、企画展、イベント等が変更になる場合があります。お問い合…
7月31日より3ヶ月間、評論家・小松伸六の生れた釧路の、釧路文学館で「没後15年 文芸評論家・小松伸六の仕事」展が開催されます。 その企画展に合わせて、同人誌「北方人」を刊行する北方文学研究会では、『没後15年 文芸評論家・小松伸六の仕事』を刊行しま…
・直木賞作家藤原審爾、黒岩重吾と小松伸六 直木賞受賞作家の文庫「解説」については、すでに川口松太郎、源氏鶏太、新田次郎、城山三郎、司馬遼太郎、水上勉、五木寛之、渡辺淳一については触れたが、今回の作家は『罪な女』で第27回直木賞を受賞した藤原審…