2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

不忍ブックストリートの一箱古本市

昨日29日は、不忍ブックストリートの一箱古本市。朝8時半、妻と娘の3人で車で東京に向う。10時、千駄木の古書ほうろうの前に無事到着。ミーティングのあと大家さんである「月夜と眼鏡」に行く。隣は古書現世の向井君(通称セドロー君)、私の箱を見て売れそ…

明日は、いよいよ一箱古本市

明日は、いよいよ一箱古本市。 天気予報は夕方から崩れる様子。日中は晴れるでしょう!「月夜と眼鏡」の前です。よろしく。「不忍ブックストリートの一箱古本市」4月29日(土・祝)11:00〜17:00 雨天の場合は5月3日(水・祝)に順延 会場は地下…

「國民新聞」の「北村十吉」の情報を!

今朝早く起きて、遅れていた「釧路新聞」のコラムの原稿を書く。今回は、中戸川吉二の「牧場行き」のこと。久しぶりに大正9年8月号の「新潮」を引っ張り出し、「牧場行き」を読む。荒川洋治氏も言っていたが、実にハイカラでのどかな小品。10時には完成させ…

『サンパン』第12号が出ました

『サンパン』第12号が出ました。目次の紹介。 ・島良作ー本と往く旅 マーストリヒト ・菅野俊之ーたった二人氾濫社、真尾悦子と倍弘 ・樽見博ー戦争俳句私論(1)俳句入門書(上) ・杉田達哉ー本の余白にー②夏目漱石『夢十夜』 ・盛厚三ーフリッツ・ルンプ…

貸本屋の発祥は、コーヒーハウス

仕事で、竹ノ塚に出かける。 夕方解放されて、「ブ」へ行く。講談社文藝文庫で埴谷雄高『死霊Ⅱ』、坂口安吾『木枯の酒蔵から・風博士』、他にバックナンバーを集めている『東京人』一冊などを入手。 電車のなかで、『イギリス近代出版の諸相』を読む。イギリ…

『イギリス近代出版の諸相』が楽しみ

朝、日本医科大学の安藤勉先生から電話、いま木下杢太郎と関係があったクルト・グラザーの研究をされておられるのだが、先日送ったフリッツ・ルンプ資料が届き、その話で長い電話になる。グラーザーとルンプらの共著である『日本の演劇』(1930年、ベル…

『古書通』出版記念会

昨日は帰宅が遅くなったのでブログは休みました。 昨日は仕事を早めに切り上げ、久しぶりに床屋に行きすっきりした頭になる。4時すぎに池袋へ向う。風が強く寒い! 途中、新田の「ブ」に寄り、別役実『当世もののけ生態学』『太陽別冊・幽霊の正体』など3冊…

コピー三昧の日?

仕事が終って、夕方から返事が遅れていた手紙を2通書く。ドイツと長野に。どちらも、フリッツ・ルンプの資料のコピーを添えるのだが、プリンターの安い複合機でやると、スゴイ時間がかかった。夜、メール便でひとつだけ発送、ずいぶん返事が遅れていたので…

スリップのデザインをする

朝早くから、『釧路新聞』のコラムを書く。今回は、北海道立文学館で中戸川吉二が取り上げられることを書く。11時過ぎに完成し、メールで送りホッとする。 午後の仕事のあと、夕方からは、不忍ブックストリートの「一箱古本市」のためのスリップのデザインを…

死に方を考えながら行動するること!!

このごろ、仕事でバタバタしているので、ゆっくり日記も書けない。書いたと思ったら、誤字ばかり。見た人は、どうしたのだろうと感じたと思う。申し訳ない、直しました。 今日、ようやく樽見博さんの『古本通』を読み終える。感じたところを引用する。 蔵書…

コロンブスより先にアメリカ大陸を発見したひと?

2時から新宿区役所横のルノアールで参土会。山下武先生、体調が良くないとのことで出席されていなかった。チョッと心配。 まず、海洋ライターの佐藤快和氏の話、「大航海時代のスペインとコロンブスと」。コロンブスの実際に、故郷スペインを探訪した、はな…

あらゆることが進まない!

朝、新聞連載の原稿を書き始めるが、なかなか進まず。内容は、中戸川吉二が北海道立文学館で取り上げられることを、書く予定。 午後から、館のために書架から里見トンの本や、中戸川吉二の資料が入ったダンボールを取り出す。大量の本に埋もれてどこにあるの…

カバー表紙はシンプル、本体表紙は派手?

昼間、仕事で大宮に出かける。電車の中で昨日いただいた樽見博さんの『古本通』(平凡社新書)を読む。古本屋で手に入れる、古書業界の流れのこと、ほとんど知らなかった。まだ半分だけ読んだが、続きはあとで。 夕方、仕事帰りに「ブ」に寄る。欲しい本は何…

読み物が、たくさんたまる!

このごろ仕事でバタバタしているので、ブログ日記もとびとびになる。勘弁!昨日は、北海道立文学館に中戸川吉二のことで、長いメールを出す。 今日も、通信物が多い。うれしかったのは、「古通」の樽見博さんから、著書『古本通』(平凡社新書)が届いたこと…

論考「共鳴する空間ー中戸川吉二と里見トンの北海道/東京」を読む

昨日いただいた、亀井志乃氏の論考「共鳴する空間ー中戸川吉二と里見トンの北海道/東京」を、昨夜読む。中戸川文学を、新しい視点で見ている。 今日の夜、中戸川の資料の整理を始めて、連絡しようと思ったが、なかなかはかどらない。とりあえず、自分の書い…

大量の通信物とメールの日

今日は、大量の通信物とメールがくる。忘れないように書き留めておく。ドイツペルリンの桑原節子女史から、『日独医学交流の300年』、フリッツ・ルンプが日本で滞在した医師スクリバ関係のコピー、ベルリンにいたことのある秦豊吉の「三菱物語」の写しなど届…

谷中の「月夜と眼鏡」で会いましょう

昨日は、仕事がバタバタして、落ち着かない日を過す(前の日3時まで起きていた)。今日も、その延長の感じ。 夕方、図書館に借りていた本を返しに行く。借りていた『名取洋之助と日本工房』(岩波書店)は、展覧会図録と内容は一緒。表紙と、扉を換えただけ…

小松伸六『愛と美の墓標』を再読予定

『釧路新聞』から連載中の「故郷逍遥」、10、11回の掲載紙が届く。今回は、作家中戸川吉二の父平太郎のこと、そして先日亡くなった文芸評論家小松伸六氏のこと書いた。 今日、少し本の整理をしていたら、書架の奥からようやく著書の『愛と美の墓標』(講…

久世光彦『ひと恋しくて』を読む

昨日は久しぶりに日記を休む。 夕方、隣町に引っ越した息子のところに家族で荷物を届けに行き、みんなでファミレスで食事。帰りに「ブ」でも寄りたかったが、遅くなったのでやめる。読書もしなかった一日だった。 今日は午後から、大宮で仕事。夕方解放され…

『原資料集成 更科源蔵拾遺詩篇・新資料』第6号が届く

札幌の八子政信氏から、『原資料集成 更科源蔵拾遺詩篇・新資料』第6号が届く。更科源蔵の見たこともない作品がある。研究者にとっては貴重な一冊。 長年に渡って更科源蔵の作品を追い求め、貴重な発見をして、手作りの冊子として刊行したもの。この号も限定…

ひたすらに仕事!

朝、遅れていた「サンパン」の「近況」を書き、メールで送る。その後、ひたすらに夜9時まで仕事。 4月29日の「一箱古本市」に参加するのだが、メールリングで参加者のメールが頻繁にはいる。実に多彩な人たち。すこい人出になるのではと思っている。そろ…

『読まずに死ねるか!第5狂想曲』を入手

朝、花火の音がする。近くの神社でお花祭り。そういえば、フリーマーケットもやっていることを思い出し、雨も上ったので散歩がてらに出かける。 ある店で、古い雑誌や漫画に、3000円、5000円と馬鹿高い値段を付けている。神田だって1000円もしない。ましてフ…

センチメンタルになってしまった一日

4月になった。長男の息子がひとり立ちして、新しい生活へ。今朝、最後の荷物を車で運び出す。 旅立った息子の部屋へ、娘が移動。その引越しに一日を費やす。もう十年以上も荷物を入れっぱなしで、ほこりにまにれた押入れを整理。古いアルバムを、娘と一緒に…