2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

作家で歌人の「金子きみ」さんのこと

出久根達郎『古本・貸本・気になる本』を半分余り読む。まあ、どちらか言えば結構マイナー?というよりも、なかなか目にふれることの少ないものを読んでいることに驚く。光本恵子『金子きみ伝ー開拓農民の子に生まれて』(ながらみ書房)のことが出てくる。…

蔦谷喜一『THEきいちのぬりえBOOK』

朝5時に起きて、新聞コラムを書く。今回は、母が北海道に渡った大正時代のこと。考えて見れば、作家中戸川吉二が文壇にデビューしたころ、作品からは当時の町の風景が想像できる。 9時過ぎに完成させて、メールで送る。送ってすぐ、コラム2回分の掲載紙が届…

ぬりえ作家蔦谷喜一のこと

昼休み、前から気になっていた、ぬりえ作家蔦谷喜一に関した本を借りようと図書館に行ったら、なんと休館日。がっくり。蔦谷喜一が没したのはこの町春日部である。2年前にはデパートで展覧会も開かれたのだが、行くことができなかった。「クレヨンしんちゃ…

立川文庫に出会ってみたい

昨日は仕事が終ってから、図書館で借りてきた、出久根達郎『あらいざらい本の話』(河出書房新社)から読み始める。「立川文庫の思い出」というところに、清水幾太郎のことが出てくる。ついこの間、手に入れて読んだ『本はどう読むか』(講談社現代新書)か…

奇妙な一日

昼前、妻にたのまれ仙台周辺のガイドブックをさがしに図書館に行く。夏休みに家族と遊びに行くのだが、その予備知識として見たいという。娘が借りていた本の返却もたのまれていったが、東北、仙台周辺のガイドブックが奇妙なことになぜか皆無。同じ方面に遊…

「日本が負けた」と起こされる

朝、妻の「日本が負けた」という声で起こされる。結局、疲れのため朝まで寝てしまった。私の、Wカップサッカーもこれで終わり。落ち着いて仕事をしようと思う。 今日は1日集中的に仕事、夜になって一段落。手紙も書きたいが、明日にする。 いつも『北方人』…

「本のない人生ほど寂しいものはない」

昨日は、越谷に仕事で出かけたが、帰りにせんげん台の「ブ」に寄り、同人誌『北海文学』の先輩である原田康子さんの文庫本『海霧』中、下巻の2冊を買う。単行本は上下巻で、本人からサインをもらって持っているのだが、持ち歩くのに便利な文庫本は近くの本…

「人が見たら、きっと変なオジサン」

昼間、銀行に行った帰り、気持ちがいいので、遠回りをしながら古利根川沿いを自転車で走る。川沿いにある養護学校の傍を通ったら、古本、家具のリサイクルという文字が目に入る。何年ぶりかで寄る。『松方三郎』という追悼特集、他に1冊買う。教育の一環とし…

山口青邨『滞獨随筆』を入手したが?

今日は、午後から参土会があるので、家を早めに出て神田古書会館の新宿展に行く。30分ほど物色。古書現世の棚で山口青邨『滞獨随筆』(昭和15年、三省堂)、他で萱野茂『アイヌ歳時記』(平凡社新書)の2冊のみ入手。『滞獨随筆』には、フリッツという人物が…

明日は、参土会

梅雨の中休み、雨の無い一日(夜8時ごろ少しぱらついたが)、朝から『北方人』の原稿を一日ワープロ打ち。原稿用紙25枚、こんなに集中してやったのは初めてで夜8時に完成、万歳といったところ。 明日、参土会に持っていくのでホッとする。昨日、「名取洋之…

少しづつ日がさしてくる

朝、大雨で目がさめる。 9時過ぎ、『北海文学』の同人で『釧路春秋』の編集長である永田秀郎氏から電話。今度北海道中小企業家同友会釧路支部の講演で大正時代の作家中戸川吉二を取り上げたいので、アドバイス欲しいという。ぜひ「兄弟とピストル泥棒」を取…

シトシトと雨、気持も雨

昨日は、中戸川吉二の資料をそろえて北海道立文学館に送る。少しでも役立てばうれしい。 今日は、朝5時前に起きて新聞のコラムを書く。今回は、釧路で不平病の石川啄木を診た医師万沢晋のこと。意外とてこずり昼までかかる。そのあと、ひたすらに仕事。夕方…

日本負けて気が抜ける

昨日は、仕事で大宮へ。夕方解放され、朝霞でインターネット古本屋「朝霞文庫」を営む友人を訪ねようと思い電話をしたら、OKの返事。大宮から30分かからない朝霞の駅前の「ブ」で待ち合わせ。かつてドイツの諜報機関にいたこともあるフリッツ・ルンプ関連…

小樽文学館でで中戸川に関する講演会

北海道立文学館から、中戸川吉二関係の一部の資料が欲しいとのことで、昨日から久しぶりにダンボールを出して中を見る。中戸川のご遺族を訪ねたときのもの、釧路での「生誕100年・中戸川吉二展」のものなど、すっかり忘れていたものがたくさん出てくる。写真…

「名取洋之助と日本工房」

「名取洋之助と日本工房」の招待状とチラシが届く。2006年7月8日ー9月30日、川崎市市民ミュージアム。福島で開催されたときは、どうしても行くことができなかった。もちろんフリッツ・ルンプのことも紹介されていると思う。近いので、今度こそ必ず行く予定。…

「文芸評論家 奥野健男の仕事」の図録

曽根博義先生より、渋谷区郷土博物館・文学館で6月6日から開催されている「文芸評論家 奥野健男の仕事」の図録が送られてくる。7月30日まで開催。本棚から奥野健男の本を探したら、とりあえず『坂口安吾』の単行本と文庫『坂口安吾』『太宰治論』の2冊が出て…

時間の感覚が狂ってきた

昨日はブログを書き始めたら急に睡魔が襲い、あっというまに寝てしまう。 自宅で仕事をするようになって、時間の感覚が狂ってきたようだ。朝5時には目覚めて、ブログの続き、そして新聞のコラムを書く。意外とてこずり、昼近くメールで送る。安心したのもつ…

瀬戸武彦『青島(チンタオ)から来た兵士たち』

高知大学の瀬戸武彦先生より、近著『青島(チンタオ)から来た兵士たち』(同学社)が送られてくる。 と書きかけたら、まだ9時というのに、急に睡魔が襲ってくる。横になったら寝てしまい、朝早く起きて続きを書いている。 『青島(チンタオ)から来た兵士た…

植草甚一『ぼくの読書法』がたのしみ

仕事で隣町へ、夕方解放されていつもながら「ブ」へ寄る。前から読みたかった植草甚一『ぼくの読書法』(晶文社)を見つけて買う。前に『古本とジャズ』で一部を読んでいたが、全部通して読めるのがうれしい。表紙のイラストもおもしろい。読み出したら止り…

手紙三昧の日が続く

週末、色々出かけていたので、すっかり体力が落ちてしまう。やっぱりトシか?昨日の夜は、ブログも書かずに、さっさっと寝てしまった。 今日は、仕事が終った夕方から、昨日から書き続けている返事の遅れていた手紙を引き続き書く。 札幌Oさん、白老のKさ…

いざ鎌倉へ

曇り空のなか、大宮から湘南ラインに乗って鎌倉へ行く。電車の中で昨日届いた『一寸』を読む。青木茂さんの「新・旧書案内26」はいつもながら読み応え充分。岩切信一郎さんの「河野通勢の父次郎の履歴」に色々教えてもらう。他の論考もおもしろく、最後ま…

『サンパン』、続きます

今日の夜、EDIの松本八郎、矢部登氏と、「サンパン」も今後について話し合いの予定。仕事を早めに済ませて、久しぶりに神田古書会館に行く。5時少し前に到着、二階の蔵書票展を見た後、地下の会場へ。近代文学研究の曽根博義先生とばったり会う。先日亡く…

気分も爽やかな1日

朝起きてすぐ、新聞コラムの原稿を手直し。ちょっとてこずるが、10時すぎ完成させてメールで送り、ホッとする。週1回のコラムだが、少し書き溜めようと反省。 その後、ひたすらにたまった仕事をして夕方一段落。久しぶりに精神的な余裕が出てくる。夜、札幌…