2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

台風通過のなか本の整理

台風通過ということで一日雨。仕事の疲れもたまっているので、家に引きこもり久しぶりに蔵書の整理をする。 本棚の大正期の「新潮」「文章倶楽部」などを見て、忘れら去られていた作家内藤千代子のことが出ていないかと思ったが、何も発見できなかった。「女…

作家内藤千代子のことをはじめて知る

昨日、「秋も一箱古本市」でお会いした嵯峨景子女史から、論考「内藤千代子の生涯と千代子研究の系譜」が届く。A4のワープロ、11ページの読み応えのある一文だった。忘れら去られていた作家内藤千代子のことをはじめて知る。明治大正期に『女学世界』で活躍…

池内紀『生き方名人ー楽しい読書術』を読む

今日の通勤携帯本は、池内紀『生きかた名人ー楽しい読書術』(集英社)。半分近く読み終える。昨日読み終わった『文士のいる風景』に登場していた吉田健一、坂口安吾、洲之内徹など同じ作家がたくさん出てくる。少しは暗かった気持ちが、この本で救われる。 …

暗い本を読んでしまった

金曜日、「サンパン」の校正を送って、久しぶりに落ち着いた週末を過ごす。 近所の「ブ」などの新古書店めぐりをする。読みたい本になかなか出会えない。それでも、池内紀『生きかた名人ー楽しい読書術』、鹿島茂『成功する読書日記』、久世光彦『美の死ーぼ…

一箱古本市、余韻

土曜日、一箱古本市から帰ったら、『日本古書通信』10月15日号が届いていた。わが『北方人』11号が紹介されている。拙者の一文と、津田京一郎氏の「『湾』と詩人黒部節子」だけだったが、紹介されただけでもうれしい。そういえば、北海道のO氏からの手紙に…

「秋も一箱古本市」無事終了

朝8時30分、妻と娘の3人で、やや曇り空のなか車で東京の根津へ向う。少し遅れて10時すぎ宗善寺に到着。他の「秋も一箱古本市」店主は準備がほぼ終っていた。11時、あいている場所に、わが「古書北方人」の店開き。隣は、いつも若々しいきもの姿の「こちどり…

明日は「秋も一箱古本市」

いよいよ明日は「秋も一箱古本市」。準備OK! 場所は、地下鉄千代田線根津駅、西日暮里方面の出口。道路を渡った大きな建物のふれあい館左横の三浦坂を上って、徒歩7分のところにある宗善寺、きれいな建物だそうです。AM11:00-5:00まで。前回、看板娘が来る…

疲れた週末

土曜、日曜とも仕事。今日はようやく休みが取れた。 先週の電車携帯本として、北山幸太郎氏の近著『ロバ仙人1』を読む。高校の教師が一年間生徒に配った、たくさんの本の読後感を「ロバ仙人」通信をまとめたもの。冒頭から『鷗外・茂吉・杢太郎』(NHK人…

日本古書通信』9月15日号を読む

多忙で、早朝に出勤、深夜に帰宅の日が続いている。今日は早めに帰宅ができた(それでも夜9時過ぎだが)。 昨日、北山幸太郎氏から近著『ロバ仙人1』、樽見博氏から『日本古書通信』9月15日号が届く。『ロバ仙人1』は後でゆっくり読むとして、通勤携帯本と…