2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

手紙返信の一日

朝早めに起きて、返事が遅れていた手紙の返事など、たくさん書く。曽根、志村両先生、小野寺、岩切、本西、今村さんに少し増刷した「北方人」と手紙、桑原、田巻さんへ手紙。まだ数通残っている。「北方人」も在庫0。用紙調達に東京に行かなければならない。…

「平凡社ライブラリー」でフリッツ・ルンプを!

『サンパン』に連載中の「フリッツ・ルンプ物語」(5)の原稿、4ページ7割がた完成する。夕方、ある部分の再確認のため図書館へ『鴎外全集』の日記巻を借りに行く。新刊コーナーに、内澤旬子『センセイの書斎』、「平凡社ライブラリー」になった吉井勇『東…

『内幸町物語ー旧東京新聞の記録』に出会う

朝、新聞コラムを書く。今回は「丹頂鶴」と題して『忘れ得ぬ旅』(昭和55年、PHP)に収められていた俳人安住敦の「半島楽劇団」という一文を中心に書く。戦争前に釧路湿原で出会った丹頂鶴のこと。10時前に完成させて、メールで送る。その直後、新聞掲載2…

山谷一郎『五寸釘寅吉の生涯』(網走文庫)

朝は晴れていたがやがて雨、肌寒い一日となる。 夕方、デザインの仕事を送りに郵便局へ、その帰り近くの新古書店に寄る。山谷一郎『五寸釘寅吉の生涯』(網走文庫)という文庫本が目にとまり、入手。「網走文庫」なんていうものを見るのは初めてだった。筆者…

、『美術ペン』119号が届く

札幌の岩渕啓介氏(『北海文学』の先輩)から、『美術ペン』119号が送られてくる。岩渕氏のエッセーは小森陽一のことを書いた「名著の刺激」。なかなかおもしろい。『北海文学』の原稿も是非書いて欲しいと、手紙が添えられている。その原稿を書き始めている…

栃木へ墓参り

23日土曜日、秋分の日ということで栃木の義理の父の実家へ。朝9時に車で出たが、車が多く渋滞していつもの倍の時間がかかる。3時過ぎ、墓参りへ行く。その帰り栃木に出来たばかりの「ブ」に寄る。丹征昭『北の山旅』(あうる舎、札幌)という1000部限定版の…

第80回参土会の案内状

ここ数日、仕事の疲れが取れない。すっかり体力が落ちてしまったのか! 第80回参土会の案内状が届く。長山、湯浅氏の濃い話が楽しみ。 日時:平成18年10月15日(日)PM2時ー5時場所:喫茶ルノアール新宿区役所横店・マイスペース4号室会費:飲みも…

『天才アイヌ人学者の生涯・知里真志保評伝』が懐かしい

朝早く起きて新聞コラム「故郷逍遥」を書く。今回は、昨年末に亡くなった評伝作家の藤本英夫さんのこと。いまでも大切に持っている『天才アイヌ人学者の生涯・知里真志保評伝』(昭和四十五年、講談社)を中心に書く。東京に出てきてすぐ手に入れたもので、…

うれしい手紙三通の日

うれしい手紙三通の日。 小宮山先生から、いよいよ『千曲川』の続編を書かれるというハガキ。長谷川光二氏からの書簡10余通を発見し、そこからはじまるとのこと。90歳を過ぎてもますますお元気で活躍の様子。 石狩の詩人吉田先生から、5枚に及ぶ近況の手紙…

参土会で東京へ

今日は参土会、大宮経由で早めに家を出る。大宮のジュンク堂に寄り、南陀楼綾繁『路上派遊書日記』を探すが、まだ入荷していなかった。前から欲しかった『ブックカフェものがたり』を買う。前に牧野信一のイベントに参加した三鷹の文鳥舎のことも出ているhtt…

追悼をこめて阿部謹也『中世の星の下で』を再読しょう

世の中3連休。今日、明日は休むが明後日は仕事が入っている。 朝、草加新田の「ブ」で半額セールをやっているのを思い出し、電車で出jかける。前に行ったとき『東京人』のバックナンバーがあったので期待したが欲しい号はなにもなかった。文庫で、先日亡くな…

講談社文芸文庫に中戸川吉二の作品集を!!

EDIから、私宛の手紙が転送されてくる。石川県のひと、矢部登編『中戸川吉二・三篇』(ED!)のあとがきを見て手紙をくれたらしい。なにを書いてあるか思い出さないので、改めて見たら矢部さんが『中戸川吉二とその周辺の作家たち』が私の手でまとめられると書…

詩人竹内てるよのことを書く

朝6時に起きたら、外は2日続きの雨、すっつかり寒くなった。新聞コラム[故郷逍遥」31回目を書く。今回は、北海道の厚岸で幼年期をすごした詩人竹内てるよのこと。世田谷にあった渓文社時代のことをからめて書く。10時完成、メールで送る。 そのあと、予定の…

いよいよ中戸川吉二の全貌が明らかに

昨日、北海道立文学館より、来春早々に開催される「人生を奏でる二組のデュオ」の「里見トンと中戸川吉二」の展示シナリオが速達で届く。手持ちの資料のリストを出していたが、かなりの分量を使った展示計画になっている。2日間、仕事の合い間に資料とつき合…

「机上のK.K氏」

朝早く、雷の音で目が覚める。まだ暗いうちから雷なんて、あまり記憶がない。おなじ埼玉でも、すこし離れている川越で、海にいるはずのオットセイが見つかったという。これも温暖化による異常気象の影響か? 今日の東京での仕事は中止。家で仕事の合い間に手…

残暑が厳しい

せっかく涼しくなったと思ったら、残暑が厳しく、あまり動きたくない。 この2日間、いくつか手紙を書いていたが、まだ出していない。「フリッツ・ルンプ物語」の続編を書くために色々な資料を捜して、目を通す。今回は大正2年の2度目の来日からはじまるのだ…

星亮一『松江豊寿と会津武士道ー坂東俘虜収容所物語』

仕事で草加に出かけ、夕方その街にある新古書店へ。星亮一『松江豊寿と会津武士道ー坂東俘虜収容所物語』(ベスト新書)を見つけて買う。この6月に出ている。もちろん、同時期に別の収容所にいたフリッツ・ルンプの資料として入手。背には、副題の「坂東俘虜…

グットタイミング

釧路新聞社から、連載コラム2回分届く。同じ文化欄で、厚岸の湿原の事が数回の連載ではじまっている。次回、厚岸にかかわりの深い詩人竹内てるよのことを書く予定なので、タイミングが良い。 ドイツに送る資料の準備、『北方人』を送る人への手紙を数通書く。

蒸し暑い一日

台風の影響ということで、蒸し暑い一日。 昼間、仕事で近くに出かけたが、夕方帰ってきたら釧路新聞社から電話。今回は詩人竹内てるよのことを書き始めていたが、来週のコラムは、休刊日で休みとのこと、少し余裕。ほかに書く原稿があるので、内心ホッとする…

「秋も一箱古本市」

春に東京谷中に行われた「一箱古本市」に続いて、10月21日(日)に「秋も一箱古本市」が開催される。春は、後半雨にたたられたが、谷中の古い街で家族とともに楽しい時間を過した。いろんな出会いもあって、有意義な一日だった。今回も店主にエントリーする…

不思議な本に出会う

夜、仕事が終ってから、『北方人』の増刷のため出かける。データーを読み取っての簡易印刷だがコピーの半分の値段でスピードが速い。とりあえず20冊分印刷、あとは製本を残すのみ。 帰りに「ブ」に寄る。九州熊本から出た、『足尾鉱毒事件と熊本』を見つける…

「名取洋之助と日本工房展」

川崎市市民ミュージアムの「名取洋之助と日本工房展」を見に行くために、朝8時半に家を出る。途中乗り換えの中目黒で下車。仕事先があったのでよく寄った「ブ」へ、久しぶりに30分ほど物色。図録『和田英作展』を見つけて買う。資料として明治時代のベルリン…

もう秋の気配

一日小雨がぱらつく。気温が低く半袖でいると寒い、もうすっかり秋の気配が漂う。 夕方、『北方人』の寄稿者に、短い手紙を書き第9号を封筒に入れる。終ってからコンビニで送る。特殊な用紙なので印刷数が少なく、明日東京に仕入れに行くので、希望の分は後…