『イギリス近代出版の諸相』が楽しみ

朝、日本医科大学安藤勉先生から電話、いま木下杢太郎と関係があったクルト・グラザーの研究をされておられるのだが、先日送ったフリッツ・ルンプ資料が届き、その話で長い電話になる。グラーザーとルンプらの共著である『日本の演劇』(1930年、ベルリン刊)の翻訳を、出版したいとのこと・実現すればうれしい。
日中は、本棚を手に入れたので一箱古本市を兼ねて、その整理をする。まだ半分にも行っていない。
夕方、息子が帰ってきたので一緒に食事をして、隣町の越谷へ車で送っていく。
帰り、越谷「ブ」に久しぶりに寄る。清水一嘉『イギリス近代出版の諸相』と『季刊本とコンピュータ』第1期15号を入手。これは1−16号まで出ているのだが、あと12,13号で全部そろう。これがなかなか見つからない。『イギリス近代出版の諸相』は、近代イギリスの貸本屋のことや、図版もあり興味深い。読むのが楽しみ。