「みちくさ市」無事終了

24日の「みちくさ市」、無事終了した。暑い中、今回の企画をされて下さった関係者の皆さん、来てくださった皆さんありがとございます。
今回は、午後2時からの開催ということで、ダンボール2個を送ってあるので、身軽のいでたちで11時過ぎに家を出て、1時ごろに会場へ到着。のんびり準備をはじめる。2時の開店早々に、書誌家のかわじ氏が、差し入れの本を持ってきてくれる。その直後に、中戸川吉二の親類であるMさんも来てくれる。Mさんから、早稲田図書館のHPに、中戸川の草稿がデーターベースで載っていると、その写しをいただく。昭和4年に書いた「十年」という5枚の原稿。始めて見る作品で驚いてしまう。高松の「菊池寛記念館」にも行かれたとのことで、お土産の栞までいただく。ありがとうございます。
夕方6時半までの店開き、売れた本は60冊を越え、ダンボール1箱分が残っただけ。久しぶりに晩鮭亭さんが見えられ、先日退官された曽根先生の近況などを聞く。途中、スタッフからのアイスの差し入れなどもあり、暑さをしのぐことが出来た。終わってから、売れ残りの本で申し訳なかったが、8月に近くで開店されるジャングルブックさんに開店祝いのつもりで差し上げる。モンガ堂さん、書肆紅屋さんも賛同してくれて、ダンボール1箱分になる。

近くで、急遽参戦された書肆紅屋さんが、近著『書肆紅屋の本』(論創社)を出されていたので、1冊分けてもらう。いつも拝見しているブログもまとめたものだが、わが「北方人」の本との出会いが数ヶ所出てきて、当時の様々なことが思い浮かんでくる。今回は、興味ある本を書肆紅屋さんの箱から2冊、他の箱から1冊買う。

書肆紅屋の本―2007年8月~2009年12月

書肆紅屋の本―2007年8月~2009年12月

帰り、パルコにある世界堂で、次号「北方人」の印刷用紙を買う。やはり、ここにある用紙でなければと思っている。パルコを出て、バス停に向かうと軽いめまいと吐き気に襲われる。熱中症か!ペンチでしばし休憩してから帰宅。やっぱり歳?かも知れない。翌日知ったことだが、その日の夜に降りた駅の近くで殺人事件があって、トンカツ屋の店主らしき人が亡くなった。時間は改札口を出て2時間あとぐらいあと。いまだ亡くなった人の名前も分らず、犯人も捕まっていない。いまも商店街にテープが貼られている。少々、物騒な日々を過ごしている。