『古書通』出版記念会

昨日は帰宅が遅くなったのでブログは休みました。
昨日は仕事を早めに切り上げ、久しぶりに床屋に行きすっきりした頭になる。4時すぎに池袋へ向う。風が強く寒い!
途中、新田の「ブ」に寄り、別役実『当世もののけ生態学』『太陽別冊・幽霊の正体』など3冊を入手。6時半ごろ「池袋西口公園古本祭り」に到着し、30分ほど物色。欲しい本が何もない、というよりも一般の人を相手にしているせいか、掘り出しものがない。ようやく、河内紀さんの『古本探偵2.解体旧書』(北栄社)を見つけて買う。735円。出店に、地元春日部の高野書店があった。色々お世話になったが、今は店を閉めネット販売のみ、久しぶりに主人と会ったので色々話す。
7時、EDIの松本八郎氏らと会場で待ち合わせ、古書通信の樽見博結城信一研究の矢部登の各氏と若き研究者佐野繁次郎吉田健一の研究者西村義孝君が加わり、近くの居酒屋へ。河内紀さんは海外取材のため残念ながらこられないという。今日は樽見さんの内輪だけの『古書通』出版記念会、増刷が決まったという話、本に書くことができなかった裏話、私から北海道立文学館で中戸川吉二が取り上げられることへの協力要請など、楽しい話で終る。

 左から矢部登、樽見博、筆者、西村義孝、松本八郎各氏

今朝は、近くのリサイクル屋へ行って小さな本棚を2つ買う。中戸川と里見の資料を準備しながら、本の整理を始める。一日かかっても、まだ終らない。