「本のない人生ほど寂しいものはない」

昨日は、越谷に仕事で出かけたが、帰りにせんげん台の「ブ」に寄り、同人誌『北海文学』の先輩である原田康子さんの文庫本『海霧』中、下巻の2冊を買う。単行本は上下巻で、本人からサインをもらって持っているのだが、持ち歩くのに便利な文庫本は近くの本屋に売ってなかったし、上巻しか持っていなかった。それに下巻にあ解説も読みたかったので、何かうれしい気分になる。『海霧』には、中戸川吉二の父が出てくる。中戸川の父と原田康子さんの曾祖父が知り合いだった。
今日は朝6時に起き、新聞のコラムを書く。今回は石川啄木と私の父のこと。すんなり9時には完成、メールで送る。昼から東京の竹ノ塚に仕事で出かけたが、夕方解放されて、またまた「ブ」へ。庄司浅水『書物よもやま話』(出版ニュース社)を見つけて買う。実は栞のような自筆(?)の書が入っていたが、電車の中でよく見たら印刷であった。そこには「本のない人生ほど寂しいものはない 庄司浅水」とあり、自分の心境と重なり、チョッとうれしくなる。他に林芙美子の『晩菊・水仙・白鷺』(講談社文芸文庫)など3冊あまり買う。
しかし朝が早かったので眠い。あと4時間後にWカップサッカー、日本対ブラジル戦がはじまるのだが、おきていられそうもないーーー