奇妙な一日

昼前、妻にたのまれ仙台周辺のガイドブックをさがしに図書館に行く。夏休みに家族と遊びに行くのだが、その予備知識として見たいという。娘が借りていた本の返却もたのまれていったが、東北、仙台周辺のガイドブックが奇妙なことになぜか皆無。同じ方面に遊びに行く人に借り出されていたのだろうか?。結局、自分の見たいものばかり借りてくる。
坪内祐三『1972』(文春文庫)
坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社)
出久根達郎1あらいざらい本の話』(河出書房新社
出久根達郎『古本。貸本。気になる本』(河出書房新社
近代ナリコ『本と女の子』(河出書房新社
飯島朋子『映画の中の本屋と図書館』(日本図書刊行会)
まあ、たくさん借りて来た。2週間は楽しめそう。
帰ってきたら、消防車やパトカーの音がやにうるさい。チョッと出てみたら、数日前に川沿いを自転車で走った少し下流の橋の上に人だかり。のぞいて見ると、オレンジ色の服を来たレスキュー隊の人が、ゴムボートを出して何かやっている。遠く離れてよく見えないが、水死体だ!青いシートに巻いている。後でレスキュー隊の人に聞いたら、おばあさんだという。どうして亡くなったのか、どこの人かまだわからない。夜になっても近所では騒がないので、身近な人ではないのはたしかだ。明日の新聞で詳しいことが解かるかも知れない。
本と水死体の奇妙な一日であった。