本漁りの正月休み

昨日は4日仕事初め、通勤電車はすいていて、会社の電話もほとんどなかった。この業界は休みのところが多いのか、仕事にならず、出していなかった会社の年賀状を作る。
仕事帰り、久しぶりに飯田橋の「ブ」に寄る。買い損ねていた『東京人』の「特集・2008年版神田神報町の歩き方」を見つける。ナンダロウ氏の「アクセス」の一文、ほかに岡崎氏、樽見氏など顔見知りが寄稿している。毎週行っていた神田だが、歳とともに少なくなっているのだが……
その帰りにも、北千住、梅島の「ブ」にも寄る。北千住では埼玉の復刻した古い地図3種が入ったもの(これは息子のお土産、学校で使うということで喜んでいた)、梅島では澁澤龍彦の『菊燈台』(平凡社、没後にでたもの)を500円セールで見つけて買う。
休みの今日も午後から近郊の新古本店めぐり。竹ノ塚、草加新田の「ブ」へ、ともにセールをやっていた。めぼしいものがなかったが、故保昌先生の年譜がある横光利一『上海』(講談社文芸文庫)など文庫ばかり5冊あまり買う。なんだかんだで、本漁りで正月が過ぎてしまった。
ここ数日の電車通勤本は、坂崎重盛『東京本遊覧記』(晶文社)。出会っていない本もたくさんあって興味深々。