1週間遅れの「みちくさ市」報告

11月30日(日曜日)の「みちくさ市」に行ってきたが、1週間遅れのその報告。
当日、期待道理の晴天。前日、用意していた箱に本を詰め込んだが、100×50センチという箱はなく約50×45センチの箱を2つ用意したが、予定していた本を入れてもすかすかで回りにあった本を急いで詰め込む。家族がまだ寝ていたが、カートに積み静かに出かける。電車で1時間以上かかったが、それにしても重い。鬼子母神の会場には10時の開店に10分ほど遅れて到着、あわてて店開き、店名「古書/無何有郷」は中国語でユートピアの意味。詰め込んだ本の値付けもする。そんな写真を撮られてしまった。

開店早々から本が売れだし、値付けのしてないものまで売れ始める。人の流れが途絶えない。黒岩比沙子女史が来店し久しぶりに立ち話、午後から知人の川地氏が来てくれたが、ちょうど南陀楼綾繁氏も来て小生の箱の中から探していた本を見つけ出しお買い上げ。川地氏と南陀楼氏とは、お互いに連絡を取っていたがこの日はじめてあったとのことで挨拶をしていた。

川地氏と小生
中戸川吉二の妻富枝さんの姪子さんである、持丸さんもお土産持参で来てくださり、本もたくさん買っていただく。感謝。
持丸さんと小生
それにしても、人の流れが途絶えず本が良く売れた。今回は「一箱古本市」の客層と少し違うのか、文学、作家研究の本がよく出て、買って下さった人が「こんな本初めて見た」という人も多かった。出展者の箱を見に行ったが、「一箱古本市」のメンバーが多かったが、やはり本職の古本屋の本棚がすごかった。客層が違うのはそのせいも感じられる。
寒くなった夕方店を閉めたが、持ってきた本の三分の二ほど売れ、冊数は100冊近くになった。塩山氏、7時の打ち上げまで時間があるので飲みに行こうという。岡崎武志氏も誘って昔風な不思議な居酒屋へ行き色々話す。そのあと本番の打ち上げ、晩鮭亭さん、退屈男さん、往来堂店主さんの席で久しぶりに四方山話。仕事があるのでひと足先に帰ってきたが、スタッフの皆さん本当にご苦労様でした。