端本漁りも人生のひとつ

妻が、10年間勤めた銀行のパートを今日で辞めた。夜、花束とたくさんの贈り物を持って帰ってくる。長い間ご苦労さんと言いたい。
今日友人の古書店から、頼んでおいた、ちくま文庫で出ていた臼井吉見安曇野』全5巻の3巻が手に入りそうだと連絡が入る。厚い全集5巻は場所をとるので処分したのだが、もう一度ちくま文庫で通読したかったが、3巻目だけ10年近くそろっていなかった。先日は仕事関係のデザイン関係シリーズ4冊の残り1冊を見つけたが、全集不揃いが他にもある。いつ揃うか解からないが、端本漁りも人生のひとつで、何年もかかって完結するとなぜかうれしくなる。一生見つからないのも出てくるかも知れない。
夕方から『北方人』第9号の自分の原稿である、中戸川吉二の「牧場行き」をまとめ、完成に向けて、最後の準備をしているのだが、本職の仕事が多忙になり、なかなか進まない。今週、その仕事で何回か東京に出かけなければならない。週末は夏休みをとって、義母らの家族と仙台に泊りがけで行く予定。この分だと、発行は8月10日ぐらいになりそう。みなさん少しまってください。