朝吹登水子『私の東京物語』に引き込まれる

8月になった。梅雨が明けても朝の気温が低く過しやすい。
今日は、夕方からの仕事で東京に出かける。早めに出て、草加新田に途中下車して「ブ」に寄る。朝吹登水子『私の東京物語』(文化出版局)も見つけて買う。電車のなかで読みはじめたが、驚くことに写真家名取洋之助とは従弟と出てくる。その家系に驚かされる。他にも、森有正の妹など、ここ数ヶ月に読んだ本に出てくる人物と出会う。古い写真が多く使われ時代か伝わってくる。帰りの電車のなかでも読み続け、あと少しで終わる。
5時の仕事の打ち合わせが、8時近くになり、空いた時間に原宿「ブ」に行ってみるが、読みたい本はあまりない。小樽生まれの作家山中恒の『おれがあいつであいつがおれ』(旺文社文庫)、箱館戦争の生き残りフランス人の手記がある『フランス人の幕末維新』(有隣新書)を買う。仕事が終って、また深夜の帰宅、少々バテ気味。