、『日本古書通信』4月15日号に中戸川吉二の『団欒の前外二篇』が

月曜日、『日本古書通信』4月15日号が届く。『北方人』第10号の「中戸川吉二ノート」が紹介されている。それよりも驚いたの中戸川吉二の著書がずらり、それも写真入で出ている。自費出版した『団欒の前外二篇』(大正7年)も。これは、日本近代文学館、そして先日北海道で開催された「人生を奏でる二組のディオ展」に遺族から借りて出ていたが、その2度だけだった。価格は15万!とても手が出る代物ではない。幻の本と思っていたが、よく出てきたと思う。
石狩市の吉田先生から、作家原田康子さんが「北海道新聞」に連載している連載中の「私のなかの歴史」切り抜き4回分が送られてくる。いままでになく、自分の歴史を語っている。続編も楽しみ。
仕事帰り、根津駅で下車してオヨヨ書林に寄る。「不忍ブックストリート」のマップとチラシをもらう。前から探していた本も見つける。藤田三男『榛地和装本』(河出書房新社)。店主、少し安くしてくれる。ありがたい。

榛地和装本

榛地和装本