あっという間に連休終る

いよいよ連休も終り。3日も仕事だった。その後の休みは老人性うつ病の義母介護のためどこにも行くことができなかった。何とか近くの新古書店に行って気分転換を図っていた。ただ読みたい本にめぐり合わず、牧野信一の作品が収められていた、笠井伸夫編『地獄のメルヘン』(現代思潮社)を見つける。1986年刊だが初めて見る本であった。池袋の外市河内紀氏のトークショーにも行きたかったがままならず。
昨夜は釧路の藤田民子氏、今朝は永田氏から電話があり、『中戸川吉二作品集』に収録される作品について打ち合わせ。ほぼ骨子がまとまる。「兄弟とピストル泥棒」「犬に顔なめられる」「イボタの蟲」「牧場行き」「法要に行く身」「義兄」「濱茄子」の7作品。これから出版のための本格的な折衝が始まる。それから、1昨日は鳥居省三先生の一周忌だったとのこと。最後の著書「私の歩いた文学の道」も刊行されたという。
藤沢周平事典」の原稿締め切りが迫っている。今日も少し書き進めたが、気分散漫のためはかどらずにいる。少々あせりぎみーー。