第4回一箱古本市

朝から快晴、いよいよ一箱古本市。木箱とリックに本を詰めてカードで出かける。10時少し前に集合場所古書ほうろうへ。そのあと大家のコシヅカハムの前へ行って準備。コシヅカハムの方がいろいろ親切にしてくれる。
11時店開き、朝はそれほど人の通りはない。そのうち箱をのぞく人がチラホラ。講談社文芸文庫を中心に売れ始める。『サンパン』がないかというお客さんもいる。昨秋に「古書北方人」で買ってくれた人だったが、今回はなし。
参土会の川地氏が来る。買う人にいっつしょに声をかけてくれる。そのあと「サンパン」の同人矢部氏が現れ、箱から横光利一講談社文芸文庫2冊買ってくれる。どちらにも保昌正夫先生の解説など載っている。そのあとには、「北方人」に寄稿してくれた初対面の池内氏が、川越から来店。丁度3人は初対面なのでそれぞれ紹介。本を売りながらしばし文学談義。池内氏、本20冊余り差し入れしてくれる。講談社文芸文庫がたくさん入っている。娘にも3冊プレゼントしてくれる。もう1冊、著書『評伝・山岸外史』を持ってきたので店先に並べる(これ私の一箱で一番高い値段。初老の方が買ってくれました)。
午後も人が途切れることなく、動きの悪かった平凡社ライブラリーも順調に売れる。隣の箱で三島由紀夫特集の雑誌『アミユーズ』1冊、その隣で娘にブックカバーをお土産に買ってやる。コシヅカハムの店頭でコロッケも揚げており、近くでビールを買い、仕事の合い間にそれも買って食べる。旨かった。次回もその場所が良い!
早めの4時半に店じまいして他の箱を見に行ったが、終了間際で結局なにも見れなかった。
6時から、打ち上げ。今回は売上げ冊数は97冊で第3位、池内氏の本の差し入れがあったからこそ達成できたと思う。大感謝!壇上で次回の1位奪還を宣言する。会場で退屈男さん、塩山さんに再会。そのあと居酒屋の2次会に参加させてもらう。助っ人、ナンダロウさんらと閑談。「北方人」をナンダロウ氏。岡崎氏に渡す。一足先に中座して12時前に帰宅。いそがしかったが色々な人たちの会う、楽しい一日でした。