樽見博のささやかな出版記念会、その他

昨日は通勤電車のなかで、『三度のメシより古本!』を読む。軽い題名の割りに中身は深い。浮世絵から伊藤信吉の話まで、興味深々なことがたくさん書かれている。
仕事が終って神田古書会館へ、着いたのが閉館5分前、愛書会の棚を少しだけ見る。なんとか、柏倉俊三『北方の四季ー風土と文学』1冊のみ抜く(300円)。この本を持っているのだが、献呈先が書かれていたと思われる扉が切り取られているものだったので入れ替えのため購入。
6時30分、玄関でEDIの松本八郎氏、「古通」の樽見博氏、茅原健氏、矢部登氏にあう。今日は樽見博氏の『三度のメシより古本!』のささやかな出版記念会。お茶の水駅前のしゃれた日本料理屋へ。松本氏のヨーロッパ放浪の帰朝報告。樽見氏の『三度のメシより古本!』の帯の書斎の写真(前日のブログ参考)が話題に。茨城の自宅書斎であることが判明。次回『サンパン』の原稿締め切りは8月末にして、10月に発行予定など話す。帰り、途中まで矢部氏と一緒だったが、彼も『司馬遼太郎事典』『藤沢周平事典』の原稿を書いているとのことで驚く。世の中は狭い。
今日は、夜7時から原宿のクエストホールで桑沢デザイン研究所の同窓会。先輩で仕事の上司であったK氏から誘いがあって4年ぶり出かける。7時10分頃到着。第15回桑沢賞は2人、そのひとり山本昌美氏は、パリ・ダカールラリーに出ていた女性で記憶があった。司会は卒業同期のデザイナーでタレントの稲川淳二。そのあとパーティ、後輩のイラストレターYさん、同窓会報の編集をしていたときに会っていたNさん(今は監事をやっている)と久々にあう。9時終了。
同窓会に行く前、原宿の「ブ}に寄ったが。おもしろいものを数冊見るける。その話は明日。