『宮澤権賢治事典』が出た

書き忘れがあった。一週間ほど前、神戸のM氏からメールがあり、昨年、雑誌『エスペラント』に寄せた「高村光太郎エスペラントと若き詩人たち」を、勉誠出版からでた『宮澤賢治事典』に参考文献として紹介したと連絡があった。勉誠出版から『司馬遼太郎事典』『藤沢周平事典』の校正が届いているが(今月末締め切り)不思議な縁が、『宮澤賢治事典』が、どんなものか早く見たい。

 『宮澤賢治事典』

神田の書肆アクセスの閉店が巷を駆け巡っている。地方出版の宝庫だった。時折寄って故郷本の状況を見て買い求めていたが、とにかく淋しい限り。八重洲ブッセンターにも地方出版の本があるが、少なくて物足りないのが本音である。