ごぶさたのブログ

なにかと多忙で、ブログをすっかりご無沙汰してしまった。
覚書として、先週の週末のできごとから。15日(日)は、台風通過のなか銀座の画廊へ山本氏の個展に行く。いつも『北方人』の表紙に作品を寄せてくれるのだが、今回はその表紙ふさわしい作品がたくさん出ていた。お互いに気に入った作品がひとつあった。次号の表紙に使うため1点購入。どのような作品かお楽しみに!
帰りに、なにかと噂のでている先日オープンした飯田橋の「ブ」にいく。3階建て。休日なのですいていたが、ここ数年探している文庫版の全集の端本などはなにもなかった(当然だが)。オープンからだいぶたっているので、良いものはなし。持っていない『季刊銀花』のバックナンバー数冊、チョッと興味があった豪華な詩集(105円だった)などを買う。重い本をかかえて帰る。
16日(月)は、朝から『故郷逍遥』を送って欲しいといA先生と、ドイツのK先生に手紙を添えて出す(もう届いており、ドイツからもお礼のメールが入っている)そのあと、春日部の「ブ}で雑誌半額セール(春日部の夏祭りと協賛)をやっていたので朝から出かける。10時半近く、本を選んでいたら地震が!あまりにも大きく、長く揺れるので思わずしゃがんでしまう(店では、放送で注意を呼びかける。本に押しつぶされたら本望かと脳裏をかすめる)。『大阪人』、美術の図録など数点を無事購入。
休み明け早々、『北方人』の原稿が、いくつかメールで届く。ところが疲れていたのか、誤って削除してしまう。再送のメールなどで無事解決。いよいよ編集に取り掛かる予定(自分の原稿は何もできていない。オマケに『サンパン』の原稿依頼も来る)。力作が多くいつもの倍のページになりそう。
徳島県立文学書道館から「ことのは文庫」と銘打った『海野十三短篇集1・三人の双生児』『海野十三短篇集2・十八時の音楽浴』『北条民雄選集・いのちの初夜』三冊が届く。文庫版約260ページ、1冊420円と定価が記してある。採算をどがえしした出版、意欲的な文学館である。いまや読めない『新青年』などに発表した海野十三の作品。ぜひ徳島県立文学書道館に申し込んで欲しい。

  

九州産業大学の伊藤重行先生から『三つの鶴居教えます』が届く。全国3ヶ所の「鶴居」の紹介。私が色々知っているひとや、会った人も出てくる。一晩で一気に読んでしまう。