村井弦斉『酒道楽』入手

昨日、雪が小降りになった仕事帰り、千駄木にある古本カフェ・ブーザンゴの「一箱古本市」に茶話会に行く。途中「ブ」により、小谷野敦もてない男』(ちくま新書)を買う。縁あってどのようなものを書いているか知りたかったからだ。古い明治の本そして今の本、幅広い知識で論じている。千駄木に着くまで、結構なページを読んだがなかなか面白い。
ブーザンゴで村井弦斉『酒道楽』(岩波文庫)が売っていたので買う。本当は『食道楽』を先に読むべきだが、私には『酒道楽』がよいのかもしれない。天気が悪いせいか、はじめは茶話会に来る人が少なかった。北千住の「ブ」で時々会う店主と古本の四方山話。ナンダロウさんも現れ「サンパン」の話。そのうち、オヨヨ書林の店主が来て、1月に3年ぶりに出されたという古書目録特集「未来の見本」をもらう。会いたかったモンガさんや、Sさんは現れず。小さいビール2本、そして赤ワインを飲んだら急に酔いがまわる。9時半過ぎに、一足先に失礼する。
今日は、朝の通勤電車で古書目録特集「未来の見本」を見る。目を通すのに1時間以上かかる。フリッツ・ルンプが序文を寄せた名取洋之助『大日本』や、何冊か興味深いものがある。値段もそこそこなので思案中。
家に帰ったら、杉沼氏から『Biblia』第50号、茅原氏から『隣人』第21号、あと北山氏から『北方人』の校正が届いていた。皆さん感謝!!