落ち着かない日々を過ごす

ようやく落ち着いた日々が舞い戻ってきた。世の中3連休の週末、妻は仕事で出かけ、義母の体調が思わしくなく、落ち着かない日々を過ごしていた。
それでも本が見たくなり、ちょっと遠い新古書店へ出かける。長い間探していた『名作文学に見る「家」−愛の家族編』(朝日文庫)を見つける。「謎とロマン編」は持っていたので感激する。これは、かなり前の『朝日新聞』に一ページ連載されていてよく読んだもの。他に、ちくま文庫から出た日本文学全集『三島由紀夫』。今日の新聞広告に出ていたが、新しい本である。ほか文庫数冊。
「北方人」の原稿、その他はなにもできなかった。これからの週末は、義父の命日、親類の法事、息子の結婚の準備と続く。その合間に「北方人」のことをやらなければ!
いつのまにか、画像をアップする「はまそう」の機能の機能が消えている。本を画像で紹介できなくなった。
今日は、仕事帰りに2つの駅を途中下車して「ブ」に寄る。新潮選書の長山靖生氏の『日本人の老後』、小谷野敦氏の『日本売春史』2冊を買う。長山氏には面識があるが、お二人とも確か茨城県の生まれではなかったか?ともに良い仕事を続けている。家へ帰ったら小谷野敦氏から『谷崎潤一郎伝』(中央公論新社)が届いてびっくりする。小谷野先生、どうもありがとうございます。今日はバレンタイン、義理チョコいくつかもらったが、この本が一番うれしいプレゼントであった。