伊上凡骨のことは出てこない

週末の土曜日は、義父の命日で朝早く車2台で栃木まで行く。晴れてはいたが風が強かった。お墓まいりのあと人が住まなくなっている家に行く。久しぶりだったが、書架をのぞいたら『中戸川吉二ノート』があった。100部チョッと自費出版したものだが、もう手許にもなく、古本屋から買い戻したがそこにももうない。ある古本屋では5000円の値をつけていたところもあった。だれも読まないので持ち帰ることに。
食事のあと、地元の古書店を回る。文学堂で澁澤龍彦の単行本一冊、吉本書店で保育社カラー文庫『珍本古書』一冊、「ブ」にも寄ったが何もなし。
日曜日、県立図書館から借り出した『夢二日記』1,2巻が届いたので取りに行く。他にやりたいことがあったが、K先生に資料のコピーをして手紙を出しただけ。今日は『夢二日記』電車の中で1巻を読み続けたが、やっぱり伊上凡骨のことは出てこないようである。