11月18日は、第18回「みちくさ市」

いよいよ11月に突入、大量の原稿の締め切りは今月末。毎日少しずつ続けているが、ようやく山を越した感じ。パソコンとの格闘はまだまだ続く(しかし、パソコンの調子が悪く、完成前に壊れるかもしれない?)。
11月18日(日)は、久し振りに第18回「みちくさ市」に参戦します。しばらくお会いできなかった皆さんと息抜きにお話したいと願っています。雨天の場合は23日に延期です。http://kmstreet.exblog.jp/

釧路のF氏が、佐々木美智子『新宿 わたしの解放区』(寿郎社)を送ってくださった(F氏の会社が印刷・製本をしている)。根室出身の佐々木美智子の生き様を岩本茂之が聞き書きしたもの。かつて新宿ゴールデン街の「むささび」の経営者でもあり、全共闘時代の人には、この人の名を知る人も多いだろう。一気に読んでしまったが、随所に田中小実昌のことが出てくる。彼はこの店の常連であったが、彼の書いたものにもたびたび「むささび」とそのママが登場する。そしてブラジルの旅のなかでも(佐々木美智子さんはサンパウロで図書館を開きその中には「沢木耕太郎文庫」2万冊もあった)登場している。新宿で仕事をしていたとき、夕方になるとゴールデン街を目指す、半ズボンで頭に小さな帽子を乗せた田中小実昌をよく見かけた。その愛用した帽子のひとつは、いまナンダロウ氏が着用しているという。
追記*今日11月4日の朝日新聞に、出久根達郎の書評が出ています。