矢部登『田端抄』其参など


矢部登氏が、『田端抄』其参を送ってくださった。彼は、この四月に大阪の中尾務氏を訪ねたららしい。話は、彼と富士正晴記念館を訪ねたところから始まる。そして、田端の街の回想へ。矢部氏の『田端抄』は3冊目、まだまだ続きそうである。完成すれば、田端の街、そして文学をを語る素晴らしいものなるだろう。

釧路の詩人畑野信太郎から、詩誌『かばりあ』176号が送られてきた。故郷の詩誌として最年長になっているが、お世話になった多くの同人たちの活躍をうれしく思う。メモに、ジャズ喫茶ジスイズのマスター小林東氏の回復はまだまだとあった。お店のブログで病気で倒れて休業中とあったが、一日も早い回復を願っている。

札幌の知人S氏から、知り合いの多田和氏の著書『山河を越えてー四方原開拓史』が送られてきた。徳島から高知の海へながれる物部川上流の開拓物語、著者の多田和氏は徳島県在住だが、小生の『木版彫刻師 伊上凡骨』を読んだという。