『北方人』第8号・目次

朝は、ブログ開設のメールを知人に送る。早速読んでくれた知人からメール。なんとか三日坊主にならずにすみそう。4日目の日記を書く。
夕方、串田孫一の『北海道の旅』を読み終える。1962年、40年以上前の旅。上野から列車で北海道へ、15日間、気の向くまま列車に乗り、山に登り、素朴な人たちに出会い、北海道の風景にひたる。オート三輪、旅まわり一座が出てくる。実にゆったりとした雰囲気である。飛行機で飛び回り、あわただしく巡る現代とは違う旅、いまの日本人が忘れてしまった旅が描かれている。こころ洗われた一日。
さて、『北方人』第8号の案内。

――目次――
創作/暗道――――――――――――――――――ー― 通雅彦(2)
創作/学都で見つけた少年――――――――――ー 北山幸太郎(8)
書評/北山幸太郎著書二題 ―――――――――――ー 正晴虹(10)
北方古書館(7)畔柳二美『幸福の部屋』――――――ーー潤幸造(13)
中戸川吉二ノート余話(4) ――――-――――――― ー盛厚三(14)
随想/鶴の居る村の出来事―雄阿寒と丹頂と湿原と―  伊藤重行(17)
編集後記―――――-――――――――――――――-―――[K](20) 
表紙画・カット(p2)― 山本浩生  カット(p8)―北山幸太郎

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