重い本を抱えて!

みなさん、励ましてくれてありがとう!「オヤジ」ブログ、がんばって続けます。
仕事で久しぶりに東京に行く。今年になって仕事場をこちらに移してから、都心に出るのが少なくなる。
小伝馬町でひと仕事(本職はデザイナー)をしてから、新宿の世界堂へ寄り「北方人」の用紙を調達。近くの「ブ」新宿靖国通り店へ、ゆっくり見る時間もなかったがなにも無し、『「言論の死」までー「朝日新聞社史ノート』(同時代ライブラリ)一冊のみ。105円。
笹塚、原宿で仕事をすませ、「ブ」原宿店へ久しぶりに行く。はじめて見る昭和自分史という色川大吉『廃墟に立つ』(小学館)、『吉行理恵詩集』(晶文社)、図版が豊富な『新潮日本文学アルバム・小林多喜二』、文庫で、大岡昇平『少年』、『目で見るグリム童話』、各105円。小林多喜二のは、亡くなった小笠原克先生が編集している。中戸川吉二のことで手紙をもらったことがあり懐かしい。あと、横尾忠則のインタビューが載った『東京人』107号。150円。
帰りに重い本を抱えてどうしょうと思ったが、たまにしかこれないので草加新田駅を途中下車して「ブ」へ。単行本オール500円をやっていた。前から見ていたが高くて手が出なかった木原直彦『樺太文学の旅』(上下巻、函入り、共同文化社)も、その値段でいいという。ラッキー!『北方文芸』に連載していたものだが、八木義徳の帯文もあり、雑誌は数冊しかなく、なんとしても通読したかった本。チャタレイ裁判の攻防を書いた伊藤整『裁判』(上下巻、晶文社)、これは読んでいたが,痛んでよれよれになっているの入れ替えのために購入、再読しょう。
今日はたくさんの本を抱えて帰ったが、これで一週間は楽しめると思うと、疲れを感じなかった幸福な一日。