「毛綱毅曠」を書く

今日も埼玉の空気は冷たい。明日の午後は雪が降るという。
日中、昨日入手した山本夏彦の『世は〆切』、『「社交界」たいがい』(文春文庫)を斜め読み。『不同調』に参加した藤森順三、牧野書店の牧野均のことなど、興味深い箇所にたびたびぶつかる。後者に建築家毛綱毅曠のことがちょっと出てくる。
夕方から、書きかけの『釧路新聞』の原稿に取りかかる。「神戸に毛綱もん太あり」がある山本夏彦の『良心的』(新潮文庫)、毛綱毅曠の『都市の遺伝子』(青土社)などを参考に、夜9時ほぼ完成する。題を「毛綱毅曠」とし、2、3日推敲して送る予定。ひと安心したところ。そのあとメールを数本送る。今日は風邪気味なので、早く寝ようと思う。

毛綱毅曠『都市の遺伝子』(青土社