15日は、故郷釧路へ

急遽、故郷の釧路に行くことになった。15日、法事がある。
一日、切符の手配などその準備。『北海文学』の原稿はそのとき持って行くつもり。来春、札幌の北海道立文学館での「中戸川吉二」関連展の、釧路にある資料などを図書館などでの確認方法をどうするか、かなり集まってあふれた故郷本を地元に帰すための準備など、いろいろ考えて過す。
久しぶりに故郷の古本屋「豊文堂書店」の店主と電話で話す。先日、札幌の「古書須雅屋店」のブログに御仁が登場していた話や、某画伯のことなどよもやま話。故郷に帰ると必ず寄る古本屋。小生の新聞コラム、貴重な文学資料として読んでいるとのことで、うれしくなる。
昼、家の近くにある新古書店「ブックマーケット」へ。小森陽一の『小森陽一ニホン語に出会う』(大修館書店)を見つけて買う。少年期に外国で過ごし、北大で学んでいる。今、新鮮な視点で日本近代文学を語る東大の教授。以前、講演会で話を聴き、そのあとの酒席で一緒になったが、若くて、なかなかウエットに富んだ人だった。この本は、半自叙伝っていう感じ。気軽に読めそう。