明日は、いよいよ「秋も一箱古本市」

先日、かまくら春秋社が発行する『星座』51号/2009年秋麗号が届いた。巻頭随筆に「生きた証としてのことば」を寄せた。中戸川吉二の妻富江さんとその母で歌人だった吉田柳子さんのことを書いた。ご機会があったらごらんください。

長年所持していた蔵書の整理を続けているのだが、なかなか終わらない。2階からすべての本をおろし、下の部屋は本が山積み。階段上がり降りで体も痛くなってしまう。そんな中でこんな1冊が出てきた。神田で発行されていた『本の都』平成5年7月10日発行の「特集・荒木経惟-或る日の神田を撮る(上)」。荒木が撮った写真の1枚に、以前の東京古書会館で開催されていた城南展の風景がある。実はその中に小生がいるのだ。中央の後姿が小生、まだ髪の毛も黒かった(?)時代。この時、荒木が写真を撮っていることはぜんぜん知らなかった。後でこの雑誌をみてびっくりしたが、仕事中に出かけていたので人には言えなかった。有名な写真家の1枚だが、顔が見えないので公開する(?)。


いよいよ明日は、「秋も一箱古本市」。谷中の街が大好きになった娘が手伝いにくるという。天気もよさそうなので、皆さんに会えることを楽しみにしています。今日は、1日その準備です。