「みちくさ市」御礼

すこし遅くなりましたが、20日の「みちくさ市」に来てくださった、皆さん、開催して下さったスタッフの皆さん、大変お世話になりました。当日は、開催前に池袋パルコの世界堂に寄り、「北方人」の用紙を購入。会場に行ったら11時前なのに大勢の人たちが来ていた。受付で、モンガ堂2周年記念のコースターをいただき(モンガさん、おめでとうございます)、開店。そんななか、来ていただいたお客さんから「神保町系オタオタ」ですと声をかけられる。あの有名なブログ「神保町系オタオタ日記」http://d.hatena.ne.jp/jyunku/の方で、京都から始めて「みちくさ市」に来られたとかで、初対面。最近ブログを再開hしたこと、友人の書物蔵さんのこと、千代田区図書館で開催された古書目録に関するトークショーにも来ていたことなど、僅かな時間であったが色々話す。
会場のほかのお店で次の本を購入。「古本屋ツアー・イン・ジャパン」さんの箱から、知里真志保『地名アイヌ語小事典』(1956年刊)、これは今書いている「釧路湿原文学史」にとって貴重な資料でうれしかった。かつて谷中の「一箱古本市」で「古本屋ツアー・イン・ジャパン」賞をいただいたお礼をいう。その他、隣の紅屋さんの箱から宇佐見英治『辻まことの思い出』、岡崎武志『読書の腕前』(光文社知恵の森文庫)、北原白秋『白秋青春詩歌集』(講談社文芸文庫)。また、馴染の青年の箱から荻原魚雷『書生の処世』をいただいたが、その直後著者荻原魚雷氏が、テレビクルー数人を引き連れて箱を見に表れる。そのタイミングに驚き、本人にサインをいただいたが、その様子をテレビカメラが追っていた。なにかのテレビの(BSの番組?)撮影であったらしい。なんだなんだで楽しい、一日中穏かな天気なか、快適な一日を過ごしました。次回の「みちくさ市」は、11月15日(日)開催です。