『釧路春秋』75、『英語教育』12月号をいただく

K氏より、『釧路春秋』75が送られてきた。評論/小高律夫「開拓者の孤独 猪狩満直と舌辛原野?」を興味深く読んだ。猪狩満直は福島の農民詩人で、大正12年に今の阿寒町に開拓農民として入植した人。地元では、忘れられた詩人だか、語り継ぎたい人である。また、詩誌『かばりあ』主宰し、先日「更科源蔵文学賞」を受賞した、堤寛治氏の「更科源蔵文学賞を受賞して」も、興味深く拝見した。この一文にも猪狩満直が出て来る。

山形のS氏より、『英語教育』12月号をいただく。亡き兄が長年高校で英語教師をしていたが、いつも机上にあった雑誌で懐かしい。S氏は「山形ビブリアの会」を長年主催し、機関誌として『ビブリア』が65号で終刊になったが、そのいきさつを1ページに渡って書いている。ビブリアの会は存続され、出版活動は続けるというので、今後も期待したい。