「杢太郎と異国情調」展概要

今日、電話で伊東市の「木下杢太郎記念館」と、第20回特別展「杢太郎と異国情調」No,2の展示内容について打ち合わせをする。
今回は、フリッツ・ルンプ関係として、次のものが展示される。
1、木下杢太郎宛てフリッツ・ルンプ書簡の写し(神奈川近代文学館所蔵)
2、詩「異国情調」の自筆原稿の写し(神奈川近代文学館所蔵)
3、杢太郎が留学中、ドイツで会ったルンプを描いたスケッチ(ルンプ展図録より)
4、ルンプが描いた、吉原のスケッチ(ルンプ展図録より)
5、ルンプに宛てた杢太郎書簡の翻訳(小阪清行訳)
6、ルンプの著書(所蔵の『SHARAKU』を貸し出す)、その他

 『SHARAKU』(1932年)

なお、5の小阪清行が翻訳した書簡は、昨年も展示されたが、大きな反響を呼び再度展示される。6のルンプ著書も昨年も展示された。
また、クルト・グラーザー関係として、河内紀氏から預かるグラーザー著書3冊を展示する予定である。