電車のなかで一人笑い

今日、北海道立文学館に、企画展展示のための中戸川吉二関係の資料を送る。いよいよ本格的に準備が始まる。「古通」より、12月号掲載の「名匠伊上凡骨の仕事」のゲラが届く。書き出しは中戸川吉二の『北村十吉』のこと。この本の装丁は中川一政、彫りは伊上凡骨である。
仕事の行き帰りに、塩山芳明『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)を読む。業界の毒舌な語りに仕事の疲れが吹っ飛ぶくらいおもしろく、電車のなかで一人笑いをしてしまう。