「みちくさ市」無事終了

19日の「みちくさ市」無事終了しました。来てくださった方々、お買い上げくださった方々、そして主催者の方々、本当にありがとうございます。実は、前の日に朗報があって、「伊上凡骨伝」の出版が本決まりになり、いま印刷にかかっているとの便りがあったのだ。少しあきらめかけていたのだが、ようやく本格的に動き出す。まだ初稿が届いていないが、年内か年明け早々の出版になりそうだ。来年秋刊行予定の『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』も、予定通り進んでいるとの電話もあったばかり。「継続は力なり」とは、このようなことを言うのかも知れない。
さて「みちくさ市」だが、『北方人』に寄稿して下さった池内氏、かわじもとたか氏が貴重は本の差し入れもあって、旅立っていった本は80冊あまり。池内氏が持ってきてくださった稀少本になっている著書『山岸外史伝』も1冊出品したが、その作家を知る人に旅立っていったことが、本当にうれしかった。持っていった、わが『北方人』第14号も数冊売れて感無量。
向かいの出店は、「岡崎武志堂」「黒岩比佐子堂」などで、多くの人が訪れていた。「岡崎武志堂」では、中尾務氏の『CABIN』第12号を沢山出していて、かなり売れたとのことでうれしい。黒岩比佐子もお元気な姿で来られ、最後に大勢の人たちの集合写真を撮ることになった様子で、なぜか小生も呼ばれる。いずれ「工作舎」のHPに載るかも。いつもと少し気分が違った今回の「みちくさ市」。次回も、また多くの人たちとの出会いを楽しみにしています。


上の写真は、来てくださった、左から池内規行氏、作家中戸川吉二の親類の持丸さん、そして書誌家かわじもとたか氏です。