矢部登『田端抄』其弐、その他

ようやく、「フリッツ・ルンプ物語」の推敲を終え、画像とともにUSBメモリーで送る。かなり遅れてしまったが、精神的に一段落。あと残されているのは、依頼されている新聞の文化欄の原稿があるが、6月中には完成させて送る予定。
矢部登氏から、『田端抄』其弐が送られてきた。不忍ブックストリートの茶話会で話された「田端抄余話」も収められている。あの日の茶話会を思い出している。矢部さん、ありがとう。

今日、郵便受けに大きな荷物が入っていた。送り主は、札幌の「古書須雅屋」の須賀章雅さん。注文もしていないのに、なんだろうと思い開けてみたら、雑誌『北方ジャーナル』1冊と、たくさんのコピーが入っていた。須賀さんが、『札幌人』(現在休刊中)に連載していた「須雅屋漂流記」、『北方ジャーナル』に連載中の「よいどれブンガク夜話」、そして友人の相馬章二氏が同誌に連載中の小説「時は誰も待たない」(まだ読んでいないが、モデルは須賀氏か)。須賀さんさんとは、面識はない。『彷書月刊』で「古本小説大賞」をとった小説を読んでいただけだった。また、お互いにそれぞれブログで取上げたことがあるだけ、そういえば、一箱古本市に、北大に通いながら須雅屋でバイトしていたという人が来てくれたことがあった。お互いに北海道に縁があるので、彼のブログをたのしみにみていたがー。http://d.hatena.ne.jp/nekomatagi/
http://tategakibunko.mydns.jp/profile/s3515

手紙には、わたしが懇意にしている北海道の古本屋から住所を聞いて送ったとあったが、読むのがたのしみなものばかり、ゆっくり味あわさせていただきます。須賀さん、ありがとうございます。