桜木紫乃の「別れ屋伶子」

書架から、直木賞作家桜木紫乃さんが14年前に書いた「別れ屋伶子」が出てきた。『北海文学』85号、平成11年4月発行。桜木さんは、詩人として詩誌の詩を発表し、『釧路春秋』に小説を書き始め、初めて『北海文学』の同人に迎えられて書いた作品。小説家を本格的に目指すきっかけとなった作品だろう。
地元北海道新聞に、直木賞受賞の記事が載り、「北海道立文学館」で「桜木紫乃さん 文学の歩み」展が開かれると書かれてあった。この『北海文学』も並ぶだろう

一方、道立文学館(札幌市中央区中島公園)では、18日から「桜木紫乃さん 文学の歩み」展示を始めた。釧路在住時に参加した同人誌や詩集、また、刊行した小説など二十数点を手にとって読むことができる。当面、展示する予定。入場料は一般400円、高校・大学生200円、65歳以上と中学生以下は無料。

谷中ブックストリームで、ライターの南楼綾繁氏が『中戸川吉二全集』を紹介してくれた。下記の冒頭で。で見ることが出来ます。トークの予告もしてくれました。http://www.ustream.tv/recorded/36010115