『「挽歌」物語』が参考文献に

河野真理江氏による「文芸メロドラマの映画史的位置――「よろめき」の系譜,商品化,批評的受容」(立教映像身体学研究 1(2013))に、私の『「挽歌」物語─ 作家原田康子とその時代』が、参考文献としてあげられ、「挽歌」についてかなり言及していることを知った。『キネマ旬報』(2012年5月上旬号にある、「映画本大賞2011」のランキング50位になっていたが、それを見て入手したのだろうか?まだ釧路市教育委員会には在庫があるはず。興味がある方は問い合わせをしてみてください。
なお、注として次のように記してある。

[3]社会現象としての『挽歌』の展開や映画化の経緯は, 盛厚三(2011)に詳しい. これは原作者・原田康子の出身地である釧路市教育委員会生涯学習課が出版したもので, 同時代の資料も充実している。