第3回川口一箱古本市に行く

昨日、今月末〆切のある雑誌の原稿を終えていたので、無性に本が見たくなり、第3回川口一箱古本市があるのを思い出して出かけることに。草加から川口行きのバスに乗り、はじめて川口一箱古本市に行く。場所は、静かな川口神社境内、天気が良く緑に囲まれてすがすがしい。

いろいろお世話になっている、駄々猫さんも出店。こじんまりした一箱古本市で気持が良い。会場で、雑誌『牧神』など数冊購入。

そのうち、南陀楼綾繁氏がジャングルブックのユキさんと一緒に現れる。

ますく堂で、南陀楼氏の近著『ほんほん本の旅あるき』を購入し、サインをいただく。サインをもらっているところを、ユキさんがツイッターに載せていましたので、画像を拝借。

南陀楼氏から、名古屋へ行き「月映展」を見てきたとかで、香山小鳥のところに伊上凡骨のことが出ていたとのことを知らされる。帰ってから、拙著『木版彫刻師 伊上凡骨』(ことのは文庫)を見ると、年譜に「明治45、大正元年 香山小鳥が東京美術学校彫刻科を中退し竹久夢二の紹介で凡骨に師事する」としっかり書いてあった。「月映展」は、東京ステーションギャラリーでも開催されるとのことで、是非行ってみたい。
そのあと、数年ぶりに浦和の「古本いち」にも寄ったがめぼしいものはなし。大宮経由で帰宅したが、途中「ブ」なども寄る。写真は、本日の収穫なり!