「秋も一箱古本市」無事終了

朝8時30分、妻と娘の3人で、やや曇り空のなか車で東京の根津へ向う。少し遅れて10時すぎ宗善寺に到着。他の「秋も一箱古本市」店主は準備がほぼ終っていた。11時、あいている場所に、わが「古書北方人」の店開き。隣は、いつも若々しいきもの姿の「こちどり」姉妹さんのお二人。
開店早々、ブログでしかお会いしていなかった「古書の森日記」http://blog.livedoor.jp/hisako9618/黒岩比佐子さんが来てくれる。少し立ち話。朝日新聞の東京版に出ていた「秋も一箱古本市」の大きなニュースのコピーを下さる。当然こちらは埼玉なので見ることができなかったもの。黒岩さんの本も一箱に入っている(もちろん売れましたよ、退屈男君に)。坪内祐三の本も買ってくださる。
そのあと「北方人」の寄稿者池内氏が川越からワザワザ差し入れの本を持ってきてくださる(感謝)。今回は、朝から人出が多い感じで若い人が多い。店主も若い人が多く、箱が華やかな感じで、「北方人」は一層地味な気がした。
本は、「サンパン」のBNを全部買ってくれた人、目玉のサブダの「しかけ絵本」も品のいいおば様が買ってくださるなど、順調に売れる。目標は前回の数量を超える100冊をめざす。店番を娘にまかせて、昼食は池内氏と蕎麦屋へ、今後の「北方人」編集のことなどを話す。店に戻ってから妻と娘は谷中散歩にいくが、店は切れ目なく売れる。隣の「こちどり」さんは、イラストを描くご主人もきていて、「キネマ旬報」の古いBNを出したら、売上げ冊数の貢献をしてくださるとのことで全部買ってくれる。5時、無事終了。「こちどり」さん、店番をしてくれた娘が気に入って、ご主人の著書『鳥のぬりえ』を下さる(すみません)。
6時、谷中コミュニティセンターで打ち上げ、各賞の発表。売上げ金額では当然ベストスリーに入らず、わが良品廉価の「古書北方人」は、今回も池内氏の差し入れのおかげで売上げ冊数で111冊、2年連続でベストワンであった。賞品に「ブーサンゴ」のドリンクチケットをいただく。これは周りの店主のおかげです。そして青秋部のイシイ、ナカムラさん、助っ人の皆さんそして大家さんの宗善寺さま本当にありがとうございました。
打ち上げのあと、塩山芳明氏らと2次会の日暮里の居酒屋へ。塩山氏のトークショーhttp://d.hatena.ne.jp/sedoro/20071005への強いお誘い?、もちろん行くつもりです!。店では、助っ人さんや店主さんらと色々話す。店主で出ていた札幌出身で東大大学院のS女史さんとの文学談議で、札幌に帰郷したとき亀井秀雄先生を訪ねたという話もあり充実した2次会を過ごす。12時過ぎ帰宅。