2015-01-01から1年間の記事一覧

15日(日)はみちくさ市

15日(日)のみちくさ市に出ます。今年初めてですが、まだ寒いと思いますので、暖かい格好でお出かけください。場所はいつもの花結び前の駐車場です。http://kmstreet.exblog.jp/10951254

『「挽歌」物語』が参考文献に

河野真理江氏による「文芸メロドラマの映画史的位置――「よろめき」の系譜,商品化,批評的受容」(立教映像身体学研究 1(2013))に、私の『「挽歌」物語─ 作家原田康子とその時代』が、参考文献としてあげられ、「挽歌」についてかなり言及していることを…

拝受多謝2

小谷野敦氏から、『江藤淳と大江健三郎ー戦後日本の政治と文学』(筑摩書房)が送られてきた。いつも気をかけてくださって深謝を申し上げたい。まだ読み始めたばかりだが、最後に「江藤淳年譜」があり、江藤の評伝といえるかもしれない。 江藤淳と大江健三郎…

拝受多謝1

志村有弘先生(相模女子大学名誉教授)より『怪奇な話−本朝不思議物語』(河出文庫)、そんなに日がたたないうちに『役行者のいる風景ー寺社伝説探訪』(新典社選書89)が送られてくる。いずれも日本の伝承文学に関するものだが、後者には埼玉の寺社も紹介さ…

発見!中戸川吉二「中学生と人生の夢」

日本の古本屋のHPで検索していたら、中戸川の「中学生と人生の夢」があるのを発見した。『中戸川吉二作品集』(勉誠出版)の「作品目録」に未収録のものである。 『開成会会報』 3〜9号7冊一括 古本屋 風船舎 東京都世田谷区深沢 ¥12,960 東京開成中学校開…

テレビドラマ/桜木紫乃「硝子の葦」

桜木紫乃の「硝子の葦」が、テレビドラマとなって初登場する。WOUWOWで、今月の21日夜10時から、全4話として。舞台は、北海道釧路、あの直木賞を受賞した『ホテルローヤル』が舞台となる。美しい釧路湿原も出て来るのであろうか。今から楽しみにしている…

昨日のトークショー

昨日の、千代田区立千代田図書館で「古書目録のココが好き!〜8人の達人が選ぶ、とっておきの一冊」展のトークショーが開催さた。予想より大勢の人たちが聞き入っていた。中には、知り合いの顔も。かわじもとたか氏が、持参した著書6種各1冊を6名様に抽選で…

2月6日は、トーク「目録読書の愉しみ

2月6日(金)は、千代田区立千代田図書館で「古書目録のココが好き!〜8人の達人が選ぶ、とっておきの一冊」展のトークショーが開催されるが、当日トークをする、かわじもとたかさんからメールをいただいた。それによれば、当日来場者に著書6種各1冊を6名様…

昨夜、松本八郎さんを偲びました

昨夜、谷中のブックス&カフェ・ブーザンゴで、ナンダロウアヤシゲ氏の茶話会があり、矢部登さんが中心となり、EDIの松本八郎さんを偲びました。ナンダロウさん、矢部さんをはじめ、今回来てくださった古書現世の向井さんや私も、松本さんに大変お世話になり…

明日の茶話会は矢部登さんの「『田端抄』と松本八郎さん」

明日のナンダロウアヤシゲ氏の茶話会は、矢部登さんが「『田端抄』と松本八郎さん」という題で語ってくれるようです。昨年9月に亡くなった松本八郎さんには、大変お世話になったので、なんとか時間を作って、追悼の意味を含めて出かけたい。 1月の茶話会は矢…

参考文献に洩れた『ブタペストの古本屋』

正月、新古書店で徳永康元『ブタペストの古本屋』(ちくま文庫)を手に入れた。親本を持っていたので、見逃していたものだがー。 この本には、私が追っているフリッツ・ルンプと中戸川吉二の2人が出て来る、珍しい本である。その箇所を引用すると、フリッツ…

謹賀新年

明けましておめでとうございます 正月、3人も孫が現れて、その世話に追われる。歳のせいか疲れる。 年明け早々、ある雑誌のための初校紙をかかえているのだが、ほとんど進まず苦慮している。気分転換に、近くの「ブ」(ブックオフのこと)を巡る。あちこちで…