本にあぶれる!

久々に、本にあぶれる!
朝、図書館で借りていた本を返し、新しく下記の本を借りる。
・小檜山博『出刃』(河出文庫)、川村湊の解説が読みたくて。
・小檜山博『北国の人生』と『人生という旅』、読んでなかったエッセー。
・『ユイリカ』2005年4月号、「特集*ブログ作法」、南陀楼氏の一文あり。
・CD、伊福部昭『舞踊曲「サロメ」』、追悼のために。
その足で、東京へ仕事に行く。途中、本屋で『自遊人』3月号の「神田神保町特集」を買う。赤瀬川原平の「ぼくの神田体験」がおもしろい。古本屋の写真も豊富で、読み応えがある。680円。最近、神田に行けないのでこれで我慢。古本好きにおすすめ。
夕方、仕事から解放され、電車を途中下車しながら「ブ」巡り。草加新田駅西口店、越谷店、せんげん台店など。手に入れた本を書いておく。
五味川純平『人間の条件』(函入り、上・中・下巻、三一書房
 岩波の現代文庫で再版されたが、三巻揃いは珍しい。
長井勝一『「ガロ」編集長』(ちくま文庫
丁度、赤瀬川の「ぼくの神田体験」に「ガロ」のことが出てきたので入手。
深田久弥『ヒマラヤ登攀史』(岩波新書
名取洋之助『写真の読みかた』(岩波新書
 長い間探していたが、ようやく見つける。ドイツ・ベルリンの知人に送るため。
津野海太郎『本はどのように消えていくのか』(晶文社
・仁科惇『碌山・32歳の生涯』(三省堂選書)
・朽木ゆり子『盗まれたフェルメール』(新潮選書)
豊田正子『花の別れー田村秋子とわたし』(未来社
 作家田村俊子のことと間違える。女優の田村秋子の晩年ことであった。
以上、『「ガロ」編集長』は300円、他は105円。重い本を抱えて帰ったが、これで週末は読書三昧!!(それにしても、あふれていく本の行方が心配?)
ところで、いま古本好きの間では、文庫占いが流行っているらしい。物好きにわたしもやってみた。「盛厚三さんは講談社学術文庫 です!」と出てきた。そして「本当のお母さんは、現在、サウスダコタ州をさまよい歩きながら、あなたの名前を叫んでいます」と。なるほどーー?。