深見千三郎の生涯に興味

せっかくの休日も埼玉は雨。これは原稿を書くのに最高と思ったのが大間違い。テレビでラグビー日本選手権の決勝を見ていたら、最後まではらはらして(結果は引き分け両者優勝)、連載の原稿が全然進まない。妙に興奮して、なにも手付かずに終る。
夕方、気晴らしに、CDが欲しいという娘を連れて、「ブ」へ行く。ついでに、読まなくなった雑誌、本、数十冊を売る。1000円にもならず。とっておいても邪魔でしょうがなかったものだが、この街から、純粋な古本屋が消えてしまったから仕方がない(つまり、「ブ」では正当な評価が出来ない)。
売ったお金で、『浅草最終出口ー浅草芸人・深見千三郎』(晶文社)を買う。この芸人は、北海道の北の端にある浜頓別の出身、樺太で幼年期を過す。その生涯に興味がそそられる。おまけに深見は、ビートたけしの師匠でもある。じっくり読もう。他に、『新潮日本文学アルバム・武者小路実篤』を均一で。
娘のCDは、近くの「TSUTAYA」まで行って借りる。新刊も扱っているが、ここ数日探している、欲しい本は置いてない。やっぱり東京の大きな本屋でなければダメかとあきらめる。