懐かしい友人の声

朝早く起きて(昨日は体調不良で9時には寝てしまった)手紙を4通書く(I先生、K先生、杢太郎記念会へ写真、『一寸』の礼状)。
9時前、函館の知人から十数年振りに電話が来る。仕事の話であったが、久しく会わない埼玉に住む本好きの知人の話になる。なんと、朝霞で古書店をやっているという。ネットで調べたら、店名は「朝霞文庫」、ただ現在は店を閉めてネットのみと書いてある。
仕事で近くに出かけていたので、夜になってから電話してみる。久しい友人の声、会えばよく本の話をしたことがあり、本当に懐かしい。話によれば、近くに新古書店が出来て、とうとう古書店を閉めてしまったという。そして驚いたことに、古書現世店番日記のブログを通して、このブログを知り、いつも見ていたという。近々会う約束をする。
仕事の帰りに、ほとんど病気に近い本屋めぐり。せんげん台、北越谷「ブ」で、『ボイマンス美術館展』2冊箱入り500円、この図録は「バベルの塔」が別冊になっており興味深い。吉行淳之介『暗室』(講談社文芸文庫)、他にちくま文庫で『吉行淳之介エッセイ・コレクションⅠ』など4冊均一で。これでも少ない方、東京で仕事をしていたときは、毎日帰りに最低2箇所の古本屋に寄っていたのだからー。